FC2ブログ

記事一覧

太田神社(太田山神社)拝殿

2018年10月 北の大地再び編

「日本一危険な神社」が北海道にあるという。その神社の名は「太田神社」(太田山神社とも)。
道南五大霊場の1つにも数えられる山岳霊場であり、北海道本土で最も西に位置する神社でもあります。
今回の遠征の主要目的の一つがこの神社の参拝にありました。

親子熊岩見学後、R229~道道740号とひたすら日本海沿いを北上。
帆越山トンネルを越えたその先が目的の神社の入口となりますが、その前に神社拝殿のほうに向かってみます。


IMG_9169.jpg IMG_9170.jpg
帆越山トンネル神社側出口          拝殿へ向かう道

現在遠征2日目の夕方が近づいている時間帯。「北の大地再び」編の本編記事第1号が今回の記事なので、例によって時系列バラバラになっています。初登場のこのオレンジの車が今回の旅のお供のレンタカー。いずれ1日目冒頭からの記事を作成した時においおい順番を入れ替えていきましょう。

さて、トンネル出口すぐを左手に曲がった先にあるのが神社拝殿。


IMG_9173.jpg
村社 太田神社(太田山神社拝殿)


IMG_9174.jpg IMG_9175.jpg
IMG_9176.jpg IMG_9177.jpg

年表によると、太田山神社(説明板表記)の創立は嘉吉年間(1441-1443)とされており、享徳3年(1454)に松前藩祖・武田信広らが太田に上陸した際に太田山大権現の尊号を賜わったとのこと。
寛文年間(1660年代)美濃国の僧・円空がこの地を訪れ修行をした際に多くの仏像を彫ったと伝えられ、寛政元年(1789)には三河国の国学者・菅江真澄が太田山に登り記録を残しています。
慶応三年(1867)太田山麓に拝殿を造営。大正11年(1922)本殿、仏像が焼失。同年本殿が再建されると共に女人堂を新築し、以後改築等を行いながら現在に至っているようです。

由来記もあったので転載。一部を除き原文ママ。

太田山大権現

太田山大権現は、北海道西海岸随一の霊場にて、有珠の善光寺と並び称される。往時より参詣者絶ゆることなし、太田山(485m)は、一名帆越岬と称し、沖合通過の船は必ず下帆の礼を為し、然らざれば航路難渋すと伝へらる。
その由来は、遠く享徳三年(1454)武田信広(松前藩祖)一族70余名を卒へ蝦夷島に向い奥尻島へ停船して対岸の情勢を探らんと上陸するにアイヌこの山嶺を仰ぎ跪座して礼拝し居るを見、その理由を問うにアイヌ答えて曰く「この山頂に霊神あり、オホタカモイと称し航海を護り病災を救う霊験顕著にして、蝦夷地の守護神なり」と。信広これを聞き即ち登山し、洞窟を本殿として太田山大権現の尊号を奉り、武運長久、天下泰平、海上安全、諸業円満を祈願せりと伝う。
その洞窟鉄鎖三丈(9m)を攀じ登る嶮崖にあり。寛文六年(1666)僧円空この地に来たり鉈作りの大日如来を奉安せり、安永七年(1778)僧木喰もこの洞窟にて作仏せり。真言山伏の参篭と全国より崇敬者の参詣絶へず。6月28日の例祭頗る殷賑を極む。慶応三年(1867)山麓に拝殿を造営して参詣の便を計りしが明治4年神仏混淆禁止の布達により、太田山を太田山神社とし、山麓の大日如来を村落に移して大日堂とす。
大正11年(1922)6月28日参篭者の灯明により発火して洞窟内のすべて鳥有に帰し、現在は猿田彦大神を祀る。


で、肝心の山の上の神社の様子はというと・・・



IMG_9181.jpg
最初どのあたりが目的地なのかいまいちよくわかりませんでしたが、赤丸のところに岩の切れ目が見えます。

そこを拡大してみると・・・



IMG_9180.jpg
何やらとてつもなく不穏な場所に人工物の存在が見て取れます。
よく見ると洞窟のような場所の中にお堂が見えますね。
事前の予備知識がなかったら到底たどり着けるような場所には思えません。



IMG_9182.jpg
麓に目を転じると、はるか下の方に参拝口である鳥居の姿を確認。
あそこから登るとなると山の斜面の傾斜が尋常ではないが、果たして。


参拝編へ続く
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ

プロフィール

KD

Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

フリーエリア

Twitter

スポンサーリンク

カレンダー

09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

メールフォーム

お問い合わせはこちらからどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文: