FC2ブログ

記事一覧

風間浦ジオサイト

下北半島北岸に出てから徐々に天候が曇りに、というか靄がかかってきて視界が悪くなってきました。むつ市街地はあんなに晴れていたのに・・・。さらに大畑川を渡ったあたりからは海沿いの道といってもアップダウンのある区間が多くなります。この辺りは地形的に海沿いの平坦な場所は限られているようです。


CIMG1466.jpg
風間浦村に入り少し進むと下風呂温泉郷。ここではこんな感じの靄のかかり具合です。朝霧が発生するとその日は晴れることが多く、実際この日はこの朝の時間帯以外はずっと晴れ渡り猛暑となったわけですが、岬に滞在する間だけはピンポイントで晴れることはありませんでした。残念ですがこれもまた旅の醍醐味。


CIMG1515.jpg
下風呂温泉郷からはまなすラインを進み、風間浦村役場を越えたところに不思議なモニュメントのある一角が現れます。ちょっと立ち寄ってみましょう。



CIMG1518.jpg
風間浦ジオサイト

火山フロントの本州最北部に位置する燧岳の麓、風間浦村。国道沿いの海岸部は、背後に火山砕屑物からなる崖が迫り、猫の額ほどの平地に民家がひしめき合っています。ところが一歩内陸に足を踏み入れると、農地や学校に活用される海成段丘の平坦地が広がっています。また、海岸部の急峻な斜面は海底深くまで続き、すぐ沖には高級魚キアンコウの漁場があります。海底から高台までの地形を余すことなく利用した、村民の豊かな暮らしを感じることができるジオサイトです。
下北ジオパーク 風間浦ジオサイトHP参照)


う~む、特徴的な地形であることは感じていましたが、ジオパークに認定されていましたか。風間浦ジオサイトは下北ジオパークの中の要素の一つのようです。



下北GPパンフ地図nnn
下北ジオパーク ジオサイト図下北ジオパークHPより)

下北半島のいわゆる「マサカリの刃」の部分全域にわたりジオサイトが分布しています。今回はスケジュール的に恐山も尻屋崎も仏ヶ浦もパスしてしまっているので、考えてみたら下北半島の観光名所のほとんどをスルーしている状態になります。いずれ海岸線沿いに1周するときも来るでしょうからその日までお預けです。



CIMG1525.jpg CIMG1524.jpg
この周辺の海沿いは自然地形とは思えないような岩石が並んでいますが、これは布海苔漁場です。詳細は下記参照。



CIMG1516.jpg CIMG1517.jpg

布海苔(ふのり)発祥の由来

明治初期頃、当時下風呂の船入り澗が悪く、海産問屋・佐賀平之丞氏(1827~1893)は船入り澗の改修工事を村人の人足により行い、護岸や防波堤工事に捨石が使われた。
それから一年目の干潮時捨石に布海苔が着生しているという貴重な発見をした。新しい石に布海苔が着生するという事実は捨石すれば布海苔漁場が拡大出来るということが頭のなかにひらめいたからである。
当時の住民の生活は貧しく、漁民は山稼ぎと海藻の採取のみの生活であり、捨石により新しい収入の途がひらけた、その後青森県内及び全国的にこの事業が行なわれるようになった。
現在では、漁業振興の一環として国・県・村の補助事業により各漁業協同組合の事業として行なわれ、漁家経済の安定を図っている。(説明板参照)


関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ

プロフィール

KD

Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

フリーエリア

Twitter

スポンサーリンク

カレンダー

05 | 2020/06 | 07
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

メールフォーム

お問い合わせはこちらからどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文: