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富岡城 ~結城合戦に関連あり?~

2018年1月 富岡探訪

この日ラストに訪問したのが十王山の砦の本城である富岡城


IMG_4842.jpg
近年新たに切り開かれた県道10号バイパス。見事に尾根を、というか山陵そのものを断ち切っています。分断された向かって左手の山上に築かれたのが十王山の砦、右手の山上に築かれたのが富岡城


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城の築かれた山は南面は傾斜が急で、北面は比較的緩やか。北面には主郭付近にある鉄塔に続く道があるので、ここを進むのが一番手っ取り早い。なおこの道は舗装路ではありますが、上に登れば登るほど超絶に細くなるので車では進まないのが吉。道は途中カーブした後、腰郭らしきを抜けて鉄塔に到達します。


IMG_4895.jpg
鉄塔の建つ周辺が主郭で、まとまった平場ではありますが遺構らしきものはありません。それどころか平場自体もやや傾斜しているし、南半分は完全に藪に覆われています。城跡らしい空気感すらありません。


IMG_4898.jpg IMG_4901.jpg
ラストなので無理やり藪の中に突進したところ、うっすら堀切らしき段差を発見。しかし一番マシな写真でこのありさま(右写真)。県道バイパス建設に伴う発掘調査で西側の堀切等の遺構が確認(その後消滅)されていますが、現状を見る限り残存部分についても発掘調査をしないと明確な遺構は現れないのかもしれません。


IMG_4904.jpg
陽の沈む西側を見ると、奥に先ほど自分がいた十王山の砦側の鉄塔が見えました。



所在:群馬県富岡市上高尾
評価:

南面を高田川に守られた山上に位置し要害性は十分なれど、残念ながら表示物なし・遺構の状況も不明瞭。永享12年(1440)の結城合戦で没落した結城一族の太郎持光が、結城から富岡に逃れて富岡主税介と号し構えたのがこの城であるといいます。富岡氏は後に邑楽郡の小泉城へと本拠地を転じたとされていますが、これらの経緯については不明な点が多いようです。
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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