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羽沢城 ~街道を抑える繋ぎの城~

2017年GW、南牧村に出陣(第1次)した時の記録

r93とr201の分岐点、南牧川主流と星尾川が合流する地点に築かれたのが羽沢城。現在城跡には南牧村民俗資料館が建っています。


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羽沢城現況。石垣の上の平場部分がいわゆる館城にあたるところで、表記は羽沢城屋敷市川五郎兵衛屋敷羽沢の砦とも。尋常でなく危険な山城がゴロゴロある南牧村の中で、険しい山上にない稀有な城となっています。とは言っても東・南・西の三方を深い渓谷に守られ、北側は急峻な山になっており、山上になくとも既に十分な要害です。なお写真奥に見える山上には羽沢城詰丸(全体の通称獅子岩城)があります。


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南牧村民俗資料館

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尾沢小学校閉校記念碑              城内側から見た街道の様子     

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表示板

南牧村民俗資料館は、その外観から想像できる通り閉校した小学校の校舎を用いています。この城は下流の下仁田方面から上信国境の余地峠側へ向かうにも、あるいはその逆の進路でも、必ず通過しないといけない場所に位置し、中世の峠越えの要衝を抑える城であったことは想像に難くありません。その後江戸期にはこの地の長の屋敷となり、明治期以降は役場から小学校となるなど、この地域の中心的場所であり続けました。ちなみに城の表示板は敷地の隅っこにばらばらに放り出されていたので並べ直して撮影しています。



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資料館内に展示されている羽沢城関連の絵図

資料館は入館無料で驚くほど展示物が豊富。羽沢城のほか南牧村の城塞についての資料も展示されているのでぜひ見学してみましょう。



所在:群馬県甘楽郡南牧村羽沢
評価:★☆

天文年間砥沢城市河氏の次男貞吉が分城して要衝守備の任に当たったのが始まりとされます。北の星尾城と西南の熊倉城の繋ぎの城としての役割も持っていました。ちなみに南牧村民俗資料館についてはいずれ余力のある時に記事にする予定ですが、写真量が多すぎるので公開は複数回に分かれるかもしれません。
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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