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年末年始6連戦 vs鷹繋城(5/6)

2017-2018 年末年始6連戦 DAY5
1月2日 快晴

6連戦の5日目、すでに体は疲労の極致にあり10時過ぎまで爆睡。まだ長く寝続けることができる体力があるというふうに好意的に受け取っておきましょう。昨日の鼠喰城で大きなヤマを越えた感があったので、もう残り2日は休養日に当てようかとも思ったのですが、このような無茶を行えるのはもう今回が最後のような気もしたので、残り2日、灰になってもやり遂げようと気合を入れ直します。

なんやかんやで出発したのは昼過ぎ。この時間帯から出発しても間に合うのが県内探訪の良いところ。出陣方面は北毛地区で、東吾妻町の西の外れ、須賀尾峠もほど近い山奥にある鷹繋城が今回の攻略目標。険しい山城であることに加え、特筆すべきはその情報量の圧倒的少なさ。2018年1月2日現在においてネット上でこの城のレポートを公開しているのはわずかに1件のみ。これは昔を思い起こしますね。

少し昔の思い出話をしましょう。私が県内城館をメインで探索したのは2005~2010年のころで、昨年2017年は久しぶりに当時の水準まで新規攻略が進んだと先日述べていますが、昔と最近とで取り巻く環境に大きな違いがあります。それは「圧倒的な情報量の差」です。昔の私の登城記を見て「なんでこんな変なルートを使ってるんだろう。ちゃんとした登山ルートがあるのに。」と疑問を持たれる人もいるかもしれません。中には「この人下調べが足りてないんじゃね」と軽く情弱のようにdisられたりもしますが、これも有名税として受け入れるよりほかありませんか。いや、かつての私が先人たちの情報に助けられたように、現在の私も経験の浅い後進たちに当時の情報を伝える義務があるのかもしれません。ということで10年前の状況を話しますが、本当にマイナー城館の情報が全くネット上に存在していない時代だったのですよ。「城の名前で検索して出てこないなら山の名前で検索すればいいじゃん」と、まるで「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」みたいな主張もあるでしょうが、そんなのは言うまでもなくネットでの検索のうちに入っとるのですよ。当時からヤマレコといったサイトもありましたが、10年以上前の情報量は今よりも全然少なく、それも含めて全く手がかりがなかったというのが当時の状況なのです。当時の私が言う「下調べが足りない」というのはネット上の情報を調べつくしたうえで、さらに足を使って細かい文献を詳しく調べるということが足りていなかったという意味です。ちなみに当時の私が城サイト以外でよく参考にしていた山歩きのサイトとして「クタビレ爺イの山日記」さんのページを挙げておきます。西毛の山城探索で大いに参考にさせてもらったサイトです。

今の人には想像できないかもしれませんが、当時の城巡りで一番大変だったのは「城の位置を特定すること」でしたからね。スマホもGPSもなく、当時の私はカーナビすらない中、全く情報のない城館を攻略しまくってたわけですから(おかげで「城館レーダー」という「円」と「凝」の融合技みたいな特殊技能が身についたわけですが)。今の山城攻略の難易度なんか当時と比べると屁みたいなもんですよ。悩む点といったらただ登れるかどうかってことだけしかないんだから。場所がわからないということがどれだけ大変かなんて、マニュアルに縛られた今の人たちには想像もつかないんだろうな。

あ、でもあれですかね。そういったスマホが必需品の現在の方々からすると、スマホもGPSも使わずに山城を攻略しまくっていた私のことを必要以上に崇めてくれて「山城攻略の神」とか賞賛でもしてくれるのかしら。未だにそういった装備は持ってないんだけど、そうであるのなら悪い気はしないな。えへへ。


IMG_3865s.jpg
本日も晴天なり

倉渕から大戸~須賀尾へ。今回の行程はひたすらR406をなぞることになります。大戸の交差点で右手に見えるのは手子丸城の雄姿。昔は麓から眺めただけで撤退したのですが、去年の「大戸・権田探訪」でようやく攻略しました。ちゃんとした登城路があったので攻略難易度は思いのほか易しかったのですが、見ごたえあるいい城でした。50選認定。

そして温川温泉近くの鷹繋城登城口へ。(注:正規の登城口は存在しないので適当なところから直登)



IMG_3886.jpg
アワワ・・・



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ひたすら急登




主郭



IMG_3961.jpg
出た


本日もきつかった。体力消費も大きかったですが、情報が極少のため城域がつかめなかったことと、常に獣の気配を気にしなければならなかったことで精神力の消耗も著しかったです。一種の極限状態で結局城域外の941mピークまで探索してしまいました。現在の疲労の原因の半分はその余分な部分の踏査によるものです。やはりスマホとGPSは必要かもね・・・


最終日の予定・・・西
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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