FC2ブログ

記事一覧

原市東館 ~杉並木の傍らに~

安中市の城館探訪

安中市原市地区にはR18から1本入った県道に杉並木が残っており、かつての中山道の雰囲気を残しています。この旧街道沿いにある「並木苑」の西側200mほどのところにあったのが原市東館になります。場所は「マッピングぐんま」参照のこと。『中世城館調査報告書集成』に記載されている城館ですが、詳細は不明。



IMG_1230.jpg
南西側からの館跡遠景。起伏の少ない地形なので北辺に立つ木立が一種の目印になっています。館は四辺を堀と土塁で囲われていたものと思われますが、南面と西面の堀はすっかり埋められています。



IMG_1232.jpg
南面からの館跡全景。マッピングぐんまの範囲を見ると一辺が70~90mほどの単郭の構造であったようです。



IMG_1235.jpg
北辺の堀跡

土塁を崩して堀を埋めたと思われ、堀はだいぶ浅くなっていますがそのラインは確認できます。



IMG_1234.jpg
東辺の堀跡

こちら側もかなり埋められてはいるものの、全体的に一番よく堀の痕跡を残しています。かなり幅広の堀であり、この規模の堀が周囲を囲んでいたとなると、単郭とはいえ立派な城館であったと想像できます。



所在:群馬県安中市原市
評価:

城の表示物なし。宅地化・農地化が進む中、一部遺構の名残を残している貴重な平地城館といえます。築城者は不明ですが、この地域の中世史を考えると安中氏や武田氏の線が考えられます。個人的には立地条件から安中氏関連の城館であった可能性が高いのかな、と。
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ

プロフィール

KD

Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

フリーエリア

Twitter

スポンサーリンク

カレンダー

10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

メールフォーム

お問い合わせはこちらからどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文: