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飯田市 龍門寺

長野県飯田市の松尾地区にある龍門寺。こちらも亀之丞ゆかりの寺で、大河では第20回の紀行で紹介されています。



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龍門寺参道。ここに一つだけ置かれていた幟旗が境内唯一の直虎関連の表示物。



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手入れがしっかりされた普通のお寺です。説明板等が何も設置されていないので詳しい沿革等不明。「観光客お断り」とまではいかなくとも、「来ても別に何もないよ」的なスタンスを感じます。大河の紀行で紹介され、公式のHPに掲載されている状況にもかかわらず、直虎関連でこのお寺を探訪したという人の記事を11月になった現在でもネット上でほとんど見かけないのは、単に訪れる人が少ないだけかもしれませんが、訪れてもコメントすることがないということもあるのかもしれません。



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井伊亀之丞ゆかりの地 飯田井伊家と福姫のまち

先ほどの幟旗。境内の様子を見た後だと、なんとなくこれも今の時期だけお義理で置いてあるような感じ。

ただこの地が亀之丞ゆかりの地であるというのは確かなようです。井伊谷を逃れた亀之丞は遠く信州市田郷(現高森町)の松源寺に10年余匿われますが、その間に近郷の嶋田村(現飯田市松尾)の代官塩沢氏の娘と恋仲になり、一男一女をもうけたと伝えられます。娘は大河でも登場している高瀬姫ですが、大河で登場しない息子は吉直といい、江戸時代に嶋田村から飯田城下の大横町に移り住み、麹屋を始め「飯田井伊家」として現在まで続いているのだそうです。飯田井伊家では、直親が遠州井伊谷に帰る際に、井伊家の証として一子吉直に与えた短刀が家宝として伝わっています。

もう一つ、井伊と関連のある人物として福姫の名があげられています。福姫(飯田城主・小笠原秀政正室)は、織田信長と徳川家康を祖父に持つ稀有な血筋の姫として知られています。福姫の父・松平信康は、徳川家康とその正室・築山殿(瀬名)の長男として生まれ、織田・徳川同盟により織田信長の長女・五徳姫と結婚します。しかし武田氏への内通を母築山殿とともに信長に疑われ(夫婦仲が良くなかったとの説もあり)、信長の圧力に屈した家康は、長男信康を遠州二俣城で自刃させ、妻築山殿も家臣に殺害させるという悲劇が起きます(築山殿事件)。築山殿の母は井伊直平の娘(ドラマでは佐名)であるため、築山殿とその孫娘である福姫は井伊家の血筋でもあるのです。福姫は、夫小笠原秀政との間に4男2女をもうけますが、疱瘡にかかり飯田城で32歳の若さで亡くなりました。
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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