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第15回箕輪城まつり・・・

本日開催予定であった第15回箕輪城まつり。

私もとても楽しみにしていたイベントです。


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例年以上の力の入ったポスター



・・・が、台風接近により無念の中止となりました。

残念。非常に残念。

今年一番の残念な出来事です。
(裏を返せば今年はそれだけ平穏無事に過ごせていたということですね。平凡な日々に感謝!)



私は去年の箕輪城まつりの記事の最後にこのような感想を書いていました。

さて、まつり全体の感想ですが、いわゆる「地域のまつり」「例年やっている祭り」としての位置づけなら、現時点で十分完成レベルに到達していると思います。県内にはほかに白井や甘楽、総社秋元の武者行列などがありますが、このような充実した攻防戦を行っているのはここ箕輪のみです。単なる地域の歴史まつりという位置づけなら、県内最高峰のイベントでしょう。

しかし、もっと上を目指すなら、まだまだ改善の余地はあります。もっと上というのは、県内のみならず県外からも集客し、最終的には全国から歴史好きを集めるイベントまでもっていく、という目標です。 ~(中略)~ 次回はきりのいい第15回ということで、より開かれたオリジナリティのある歴史イベントになることを期待して、感想を締めたいと思います。


前回の時点で既に「行政から補助金もらって惰性でやっている地域のまつり」から「県内外で話題となる歴史イベント」に進化できそうだという期待を持てる内容となっていました。登場した甲冑集団は生き生きと躍動していたし、講談師の方の場の進め方も見事なものでした。ああいった力のある人たちを集めることで、おそらく今年はさらに進化したものを目にできるはずだったのに・・・



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あまりに残念であったので中止になったのは承知の上で会場まで足を運んでしまいました(笑)



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あ~、ここまで準備は済んでいたのに・・・



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雨の降る中、一人でまつりの跡地を眺めるのも悪くない・・・という情景を頭に描いて訪問したのですが、本丸には数名のおっちゃんらがいて大声でだべっていたのでそんな雰囲気台無し(笑)

このおっちゃんらもおそらくまつりの関係者で、あきらめきれずにこの場に集まっていたのかもしれません。



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おっちゃんらを避け、人のいない大堀切方面へ。



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涙雨の櫓門

私が城館探訪するときは99%晴れか曇りなので(というか特殊な事情がないかぎり雨の日に城館探訪はしない)、個人的にもめったに見ない情景。



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再び二の丸へ戻ると、甲冑武者が一人本丸へと歩いていた。

あの人も残念な気持ちだったのだろうな。


・  ・  ・


さて、公式HPを覗くと今年の攻防戦の内容が書かれています。私は事前にこの内容を目にして「やる前からネタバレが過ぎる、こういうものは事前に書き込むべきではない」と感じたのですが、中止となった今となっては内容がわかる貴重なシナリオとなっています。
以下多少の誤字があるがそのまま転記。


箕輪城まつり攻防戦
攻防戦開始前に、井伊直政旗、武田と北条と島津の旗がたなびく、舞台転換中に旗立て。舞台上の神田山緑 講談師 による名講談。

第一部 高天神城の戦い
「青:武田軍」は北側堀の中から出現し、南側にいる「赤:井伊軍(徳川軍)」に突撃。
・ドラで戦闘開始 ⇒ 井伊軍と武田軍が戦う ⇒ ドラで戦闘終了

第二部 井伊直政と武田軍忍者隊の戦い
ある夜のこと、家康暗殺の命を受けた武田の忍びが、家康の寝所に侵入した。寝ずの番をしていた直政は、異変に気付くやいなや、太刀を手に取り忍びに切りかかっていったのであった。
井伊直政 対 忍者の戦い 忍者を倒され、陣に撤退⇒直政退却

第三部 小田原合戦ー山中城の戦い
・ドラで戦闘開始 ⇒井伊軍と北条軍戦う⇒ドラで戦闘終了

第四部 小田原城篠曲輪の戦い
長野業実が槍を振り回し、観客の前に進む⇒業実が北条軍に突撃。直政は業実の後ろに待機。業実が北条軍を蹴散らし、直政が山角定勝と一騎打ちで倒す。
北条軍が全滅し、北条軍退却
直政と業実も退却

第五部 関ケ原の戦い1
・ドラで戦闘開始 ⇒井伊軍と島津軍が戦う ⇒ ドラで戦闘終了

第六部 島津豊久の最期
直政・業実らが、槍を振り回しながら観客の前に進む⇒「狙うは島津維新斎義弘ただ一人。島津隊を追撃する直政の前に、一人の武将が立ちはだかった。
島津豊久が槍を振り回しながら観客の前に進む。
直政・業実ら 対 島津豊久の戦い
島津豊久が刀や槍で攻撃さてた、直政と豊久退却。

第七部 関ケ原の戦い2
・ドラで戦闘開始 ⇒井伊軍と青の島津軍が戦う ⇒ ドラで戦闘終了

第八部 長寿院盛淳(チョウジュインモリアツ)の最期
直政・業実ら 対 長寿院盛淳+島津軍鉄砲隊
直政・業実らが、槍を振り回しながら観客の前に進む⇒敦盛が槍を振り回し観客の前に進む⇒
敦盛が刀や槍で攻撃されるく⇒鉄砲隊発砲準備⇒発砲音で直政はよろける⇒島津軍鉄砲隊が直政を襲う。井伊直政は立ち上がり、島津軍鉄砲隊を蹴散らす。島津軍と井伊軍が退却

第九部 関ケ原の戦い3
ドラで戦闘開始⇒井伊軍と島津軍が戦う⇒ドラを叩いて島津軍撤退⇒井伊軍は本丸中央に集合し勝ち鬨を上げる。
講談師の解説と一騎打ち等戦闘シーンが見もの!


・・・ええとですね、確かに私は去年の時点で「全国レベルを目指せ」的なエールを送らせていただきましたが、いきなりほんとに全国レベルの内容になっていますよ。いや、私の想像をあっさりと越えてきた内容、とても面白そうです。今回は井伊直政を前面に出しているのですね。そうですよ。箕輪城最後の城主にして高崎藩初代藩主の直政に対し、箕郷も高崎もこれまでややリスペクトが足りていなかったんじゃないかと私は常々感じていましたから。大河の影響もありここで地元でも顕彰する絶好のチャンス!、であったのに・・・ああ、ますます残念な気持ちになってしまった。台本だと途中「ドリフターズ」も入ってるみたいだし、どんな感じになるのか見てみたかったなあ。いやほんとに。なんで予備日を設けておかなかったのかと。

来年はこのシナリオ破棄されちゃうのかなあ。できればこの内容を一度見てみたいですよ。

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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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