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根城② ~復原された中世の城~

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中館から本丸へ。土橋状になったところから進みます。
本丸は周囲を柵で囲まれており、その周りには深い堀。堀幅は約15m、深さ約8m。



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パンフではあちらに見える木橋が入口として描かれていますが、通行止めとなっていました。木橋側から進むと虎口空間から東門を経て本丸内へと至ります。

本丸内は有料ゾーン。料金は本丸単体で250円、博物館との共通券だと400円。ただしこの日は博物館で特別展開催中のため料金値上げ中。共通券がどの程度お得なのか確認するために博物館単体で入るといくらするのか聞いてみたのですが、料金所の男性係員はなぜか要領を得ない感じで回答が不明でした。聞き方が悪かったのかな。(共通券 450円

*後日調べたところ、博物館単独での入館料は250円、特別展開催中は300円となっており、共通券だと100円お得となります。



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本丸入口部分にも先ほど史跡広場手前で見たものと同様のパネルが展示されています。その中の一つ、「南部氏の支配圏」。現在の青森全域と岩手の大半、さらに秋田の1/3ほどという広大な支配圏を誇っていました。この図を見ると八戸から三戸にかけてがちょうど支配圏の中心部に位置していることがうかがえます。



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入口からすぐのところにある納屋。内部は地面を掘り下げて土間にしています。米・みそ・梅漬けなどが入れられていた考えられており、納屋は全て本丸の端に寄せて建てられていました。

先に進むと奥御殿や常御殿の跡を示す区画が広がっているのが目に入りますが、順路に従ってまずは主殿に向かいます。



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主殿

公式行事や重要な接客に使用された建物。昔の道具や当時と同じ作りの具材を用いて本格的に復原された建物で、総工費は5億5千万円なんだとか。写真向かって右手には井戸跡があります。



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主殿と板蔵の間を通って主殿入口へ。こういった建物の内部に入れるってのはワクワクしますね。



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認定証など                台所

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雰囲気のある廊下             祈祷之間

主殿内に入ると正面には100名城認定証ほか各種表彰状など。入ってすぐの場所は台所となっています。右手一番奥の「祈祷之間」は東善寺住職が当主の家内安全を祈る部屋。



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控之間                  茶之間

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詰之間                  二之間

儀式の準備をする「控之間」、来客にお茶をたてる「茶之間」、来客の応対をする人が詰めている「詰之間」、広間に次ぐ部屋である「二之間」などなど。



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広間

一番格の高い部屋。再現されているのは何かの儀式の場面でしょうか。なかなかディテールが凝っています。



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主殿内には多くの資料が展示されており、ちょっとした資料館になっています。写真は復原模型と、ここから近くにある櫛引八幡宮所有の国宝・白糸威褄取鎧。同じく櫛引八幡宮所有の国宝・赤糸威鎧は「菊一文字の鎧兜」として有名。現物でないものを掲載してもあれなので写真は省略。このほか「南部勤皇五世肖像」や「清心の書」などなど。掲載したいが枚数の都合上省略。これらの展示だけでも十分有料の価値があります。いろいろ堪能して館を退出。



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上馬屋                  特に優れた馬?

館に隣接して建っている当主用の馬屋。南部地方は古くから駿馬の産地として知られており、南部駒の中でも特に優れたものが当主の馬に選ばれました。繋がれた馬は少し眠そうな感じでしたけれど。


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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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