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竜ヶ岩洞(後編)

現在地は洞内折り返し地点近く。
前回ラストの「雲上界」の先には「布袋様」「慈母観音」などの姿も。



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天恵の泉 FOUNTAIN OF HEAVEN'S BLESSING    長寿の泉

岩からちょろちょろ水が湧き出ているのが「天恵の泉」。よく見ると先端部に小さな管のようなものがあり、ミネラル豊富ということが書いてあります。その先、洞窟内で見学できるところでは一番奥まったところにあるのが「長寿の泉」。とてもきれいな水です。「生水につきガブ飲みするは短命にして長寿ならず」とか書いてありますが、逆に言えば少量なら飲んでもいいんですかね。「手を入れるな」とも書いてあったので私は飲みませんでしたけど。



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新雪の間」を過ぎた先にある「白蝋の間」WHITE WAX ROOM。乳白色のロウソクのようなつらら石が数多くみられます。「リムストーンプール」や「天女の鏡」など。水がおそろしく綺麗。

白蝋の間を過ぎると、洞内最大の見どころが現れます。



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黄金の大滝 THE GRAND GOLDEN WATERFALL

命名の由来は流れ落ちる水の様子があたかも金粉を思われるところから。
滝の落差は約30mあり、地底の滝としては日本で最大級の規模を誇ります。



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洞窟のはるか天上から勢いよく落ちる水の落下は、まさに自然が創り出す荘厳なドラマ。
考えてみたら、地下水が地底の天井から降ってきているわけですからね。



黄金の大滝 動画



すごい空間だね~


水しぶきを浴びるかどうかのぎりぎりを通って階段を下りると、「天国」HEAVEN だの「龍宮」THE DRAGON'S PALACE だの「神の間」THE SPACE OF GODS だのいよいよすごいネーミングの見どころが続きます。このあたり、小さい網越しになっているのでイマイチな写真ばかりとなったので掲載省略。その先、またしても異様な場所が。



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流れ石(フローストーン)

うわーなにこの生物っぽい何かは。デロデロですよ。
奥には「不動様」と名付けられた物体が鎮座しています。



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デロリアンの先は「竜の腹」THE INTERIOR OF DRAGON という区間。さらに「三段空滝」THE THREE-STEP DRY WATERFALL、「宝石の間」、「石柱の宝」TREASURE PILLARS といったポイントを抜けます。
右写真が網越しに見た「石柱の宝」で、乳白色のつらら石や石柱が数多く見られますが、中でも見事に発達した膜状鍾乳石(カーテン)の縞模様がライトの光を通して見る事が出来ます。エイリアンみたいな造形にもみえますけどね。



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水神様 WATER GOD

ライトアップ綺麗ー!
「鍾乳宮司」とかいうのもあります。



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現在地は恭平隧道と呼ばれるところ。全行程の3/4ほどに至ったようです。
ここで最後の大きな見どころの場所が登場。



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進行方向とは逆側に4mほど進む。観光客が多いときは「黄金の大滝」と並んでこのへんが渋滞スポットになるらしく、「混雑緩和のためこの場所での写真撮影は御遠慮下さい」という看板がありますが、今は周りに誰一人としていないので好きなだけ写真を撮ることができます。



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鳳凰の間 THE PHOENIX HALL

舞い上がる鳳凰の姿に見立てた空間。様々な造形に見慣れた終盤になってもなお驚きの気持ちが沸く光景です。



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「クラゲの滝のぼり」「姫かんざし」「シャンデリアの間」「月の世界」「せせらぎ」「なかよし」などなど。



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時の壺 実験中

鍾乳石の成長を調べる目的で2000年4月に設置されたもの。つらら石から壺までの距離は308㎜。鍾乳石は100年で約1cm伸びるといわれており、計算上は3080年後の西暦5080年ごろにつらら石が壺に到達することになります。しかし、壺側からも石筍が上方に成長していくので、2000年後の西暦4000年前後にはつらら石と壺が完全につながるものと考えられています。

すごい長大な実験ですね。ロマンがあっていいことです。



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黄金の富士」THE GOLDEN FUJI、「知の七福神」SEVEV GODS OF GOOD LUCK を眺めて洞内出口へ。いやー、見ごたえあったなあ。



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洞内出口は洞窟資料館に連結しています。「地質時代と石灰岩」「鍾乳石」「人類と洞窟」「洞窟生物」「コウモリの生態」「竜ヶ岩洞の開発史」などが展示されており、結構面白いです。記念スタンプを発見したので勇んで押印しようと思ったら、パンフレットに押印欄がなく、押印用紙も置いてないという。しょうがないのでパンフの英語欄あたりにドカンと押した。

それでは外界へ。30分くらい地底空間にいたのかな。



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建物外に出るとすぐに「ようきた洞」という場所があります。日本一の足水施設かつ日本初の天然冷風浴場なのだという。利用無料とあったので階段下まで降りてみたが、利用期間は4月から10月までであった。水温は16度ということで冬場はむしろ周囲より暖かいのだろうが、それでも今足をつけると体が冷えるだけなので自重しました。夏場は涼しくていいだろうなー。



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「縄文時代の埋もれ木」



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「岩石園」

富士山の熔岩をはじめ、竜ヶ岩洞周辺地域の代表的な岩石35種類を配置しています。火成岩・変成岩・堆積岩のコーナーに分けられ、岩石を手で触れながら観察できます。


さて、洞窟自体は想像以上に楽しめたので満足ですが、結局「直虎ゆかりの洞窟」っていうのは何がゆかりだったのでしょうか。そんな疑問を覚えながら駐車場へ。そこにあった自販機が。



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井伊直虎は女にこそあれ井伊家惣領に生まれ候

これだっ!これがゆかりということで解決だ!
よし、井伊谷へ向かおう!
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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