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竜ヶ岩洞(前編)

奥山氏居館から車で1分も走らないうちに、正面の山肌に「竜ヶ岩洞」の看板が立っているのが目に入ります。次なる目的地は道路地図にも記載されているこの鍾乳洞になります。案内表示のある所で県道を左手に曲がり、川を渡るとすぐに到着です。

突然ですが私、地底空間好きなんですよ。鍾乳洞とか鉱山とか。あの圧迫感が好きなんですかね。トンネルも好きですし。記事にはしてませんがいろんなところに行ってますよ。龍泉洞に不二洞、佐渡金山に土肥金山に足尾銅山に・・・
(あ、2013年の生野銀山の記事を途中で止めたままだった。一段落したら手を付けます。)



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竜ヶ岩洞入口

井伊の旗が掲げられています。この後入手するパンフレットにも「直虎ゆかりの洞窟」とあります。
へーそうなんだ。籠ったりでもしたのかな。

左手に案内所・発券所が、右手にはお土産・お食事処などがあるちょっとした観光地です。



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方広寺にて共通券を買っているので、まっすぐ入口へ。
ちなみにここの単独の入場料は1,000円します。わーお、なんちゅう高さじゃ。

あ、いつも私は金を使わなさ過ぎてどうしょうもないので、今回の旅では「少しでも興味があれば積極的に支出をしてみる」ということを社会実験しています。通常だったら絶対入らない設定料金ですが、今回方広寺にてセット券を買ったのもそういった一環から。まあ、そんな試みをしても結局3日間の総出費は5,000円にも満たなかったわけですけれどね(ETCは除く)。カネを使うってのは難しいなあ。

『新東名高速道 静岡県井の一番! 浜松いなさIC⇔豊田東』
? ここって竜ヶ岩洞の入口で合ってますよね?

右上にはベロを出した竜らしきものが顔を出していますが、正面から見るとちょっとマヌケな感じ。



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こうなっているのね

それでは洞内へ。トンネル入ってすぐのところにゲートがあり、そこの係員に共通券の半券を切ってもらいます。置いてあったパンプレットも入手。背後に5人くらいの団体客が迫っていたので背後から追われる展開になるかと思ったが、結局追いつかれることはありませんでした。スピードに差があったのか、あるいは入ってこなかったのか。



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入口にある見どころマップ。実際はもっと細かい見どころがたくさんあります。

ようこそ 癒しの地底空間へ 
洞内のマイナスイオン濃度 本日 4,000個/㎤


多いんだか少ないんだかわからん。



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洞内の気温は18℃で年間を通してほぼ一定。
この日掲げられていた看板には「天然のエアコンが稼働中!洞内は風もなく、あたたかいよ。」とあり、確かに外よりは暖かく感じられます。夏場になれば逆に「洞内は涼しいよ。」の看板が掲げられるのかな。



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黄金柱 THE GOLDEN COLUMN

最初に現れる、頭上に鎮座する黄金色の石柱。



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股のぞき UPSIDE-DOWN SCENERY

割れ目の先にあるつらら石。割れ目が足元低い位置にあるため、股のぞきの恰好をするとよく見えます。



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仁王門 NIO GATE



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(左)猿ヶ石 立っている石は石筍(スタラグマイト)                               
(右)亀の小滝 THE TURTLE FALL 亀型の岩から静かに水が流れ落ちる



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三体羅漢 THREE RAKANS                川底天井



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竜の爪 THE NAIL OF DRAGON

付近には「十六羅漢」だの「スカラップ(溶食形態)」「ノッチ(溶食形態)」だの「じじばばの里(これだけネーミングの毛色が違う)」だのいろいろあります。



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本洞の脇道のようなルートが「登竜門」という名で紹介されています。


古来人は夢を求めるものなり、

しかれど苦難多くしてその行く先狭き門なり、

衣のすそを引きて志さまたげられども苦して抜け出でたるをとなす、云々



看板にある「方策」に従い、傍らにある鐘を打つ。「登竜門を通るものだけが静かに打つべし」的なことが書いてあったので遠慮して静かに打ったら、すごく小さいくぐもった音になってしもた。周りに人はいなかったのでもっと強く打つべきだったな。


然るのち願い一喝入るべし



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ここが登竜門。狭っ!ウエスト部分の判定が厳しすぎ!

思いっきり服が引っ掛かりながらも、なんとか突破に成功。触れたらアウトというルールなら即失格ですが、先ほどの看板には「服が引っ掛かって苦労しても抜ければ竜だ」と書いてあったので、これで成功なのでしょう。何を願ったか?秘密ですよ。



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俊吾池 SYUNGO POND                  コウモリの間

近くには「秀和洞」(40mの支洞)やら「考える人」やら。



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喜びの窓 THE HAPPINESS WINDOW (LUCKY WINDOW)

古くから、地元の人々や研究者が、タイマツやロウソクを手に、この地点まで探検に入ったと伝えられていました。

しかし、ここから先は、小さな穴が開いているだけで、行き止まりと思われていました。

昭和56年10月。2人の洞窟探検家が、手掘りでこの難所を抜け出ることに成功し、その後「黄金の大滝」などの発見の糸口となりました。

戸田貞雄氏(引佐町田畑)は、行止りを示す「怨みの窓」と思われていたこの小さな穴を抜け出た時の感激を記念して、この空間を「喜びの窓」と名付けました。(現地説明板より)


風の吹き出す幅50×高さ10cmの小さな窓が、大空間発見の糸口となりました。
ここから先の区間は1981年以降に発見されたものになります。

このあたりで洞内見学行程の4分の1くらい。



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(左)ヘチマフローストーン HECHIMA FLOWSTONE
1滴の地下水が年月を経てヘチマの岩形をつくり、その表面は今もなお彫り続けられています。
っていうかヘチマの英語ってHECHIMAでいいのか・・・

(右)ワニの岩 ALLIGATOR ROCK

この後「さざなみ岩」や洞窟内の生物紹介や鍾乳洞形成の説明コーナーを過ぎ、広い空間に出ます。



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大広間 GREAT HALL

水の流れによる浸食と溶食によって形成された滝つぼ状のホール。正面の壁には水が流れ落ちていた事を示す縦方向の溶食跡(ノッチ)がみられます。スゴイ。



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上を見上げる。ごいすー!

この岩の裏側には落差3mの滝があり、その滝壺にはメクラヨコエビ(学名)が棲んでいるそうです。
1982年に発見されて以来、当時の環境のままで保護されています。



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びょうぶ岩 WALLLIKE ROCK

通路両側の石灰岩にサンドイッチ状に挟まれていた輝緑凝灰岩が水に侵食されてできた、狭くて深い裂け目状の通路。 これまたすごい。



動画 大広間~びょうぶ岩



不思議な音楽が流れていた



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竜の抜け穴

40m以上の高さまで抜ける大空洞。ハシゴがぶら下がっているのが見えます。



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マリア観音 MARIA KANNON は、今年一年「次郎法師」となりました。敬虔なほのかな光が、静寂の中にひっそりとたたずむ マリアもとい次郎法師の姿を神秘的に映し出しています。



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雲上界 WORLD ABOVE THE CLOUDS

ここでほぼ中間点付近。このあたりからネーミングが仰々しいものが増えてきます。

さすが1,000円も徴収する観光地。洞窟内の見どころ多く、結構テンション上がって楽しんでいます。
写真撮りまくりで記事も1回では収まりきらないほど。


後編に続く
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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