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坂本龍馬記念館

浦戸城の本丸部分には高知県立坂本龍馬記念館が建っています。現時刻はほぼ正午。記念館に立ち寄るかどうかは現地で判断するつもりでしたが、午前中いいペースで移動できて時間に余裕があったため立ち寄ってみることにしました。駐車場も利用していることですしね。



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特異なデザインの龍馬記念館

ちなみに記事の参考に記念館のHPを覗いたところ、この記念館はリニューアル工事のため2017年の4月から約1年間休館するようです。概要図を見ると新館の建設により駐車場部分も何割かは削られてしまいそうですね。まあもう訪問済みだから別にいいですけど。



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入口にあるシェイクハンド龍馬

シェイクハンドのし過ぎで右手だけ変色しているぜよ。


そんでは入場。・・・入館料500円!?
高いな。やっぱ入るのやめようかな。
まあいいや。龍馬さん好きだから入りますよ。



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入館料を払い中へ。記念スタンプもあるので一通り押印。常設展示の「龍馬の手紙」展は地下2階。その前に大型のTVモニターで龍馬の生涯などを放映していたので、しばしそちらを鑑賞。入場者も少なくゆったりとくつろげていいなーとか思っていたら、突如背後から老人の団体客が到来!なんつータイミングの悪さだ。もう12時過ぎなんだから、どっかでゆっくり昼飯でも食べてなさいってば。
・・・しょうがない。単独で見学しに来る高齢者は別として、集団ツアー行動の高齢者はどうせ展示物なんか適当に流し見してすぐに次の場所に移るだろうから、ここはやり過ごすのが吉。朝ご飯を無理やりかき込んだ影響でちょっともよおしてきたので、トイレに一時避難。ちょうどいいや。

トイレ内でタブレットや桂浜案内図などを見ながら今後の行程を確認。すっきりして出ると、地下2階の展示室は老人でぎゅうぎゅう。まだ早かったか。モニター放映の続きとか見ながらタイミングを調整し、ピークが過ぎたあたりを見計らって地下へ。うっぷ、老人たちの熱気の残り香がキツイ。



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龍馬はかなり筆まめだったようで、多くの肉筆の手紙が現存しています。この資料館にはその真物が多く収集されており、龍馬ファンはもちろん、幕末ファンや書簡ファンなども必見の展示内容となっています。

「ヱヘンの手紙」「日本の洗濯」「海援隊約規」「新政府綱領八策」「現存最後の手紙(陸奥宗光宛)」などなど。



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血痕のついた貼交屏風(複製)

京都近江屋で龍馬・慎太郎が斬殺された際に慎太郎の横にあったもので、血痕が53ヶ所残っている。真物は京都国立博物館所蔵(国重文)。



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お龍さんについて。若いころのお龍とされる写真と晩年の写真を比較し、「同一人物の可能性あり」という鑑定結果が科学警察研究所より出されています。「可能性あり」って言い方は逃げの典型例ですけどね。



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「志士の群像」 張り合わせ写真

左端で足と刀だけ描かれているのは京都見廻組。



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スミス・アンド・ウェッソンⅡ-32

龍馬が寺田屋事件で応戦の際使用したピストルと同型のもの。



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海援隊旗と土佐藩船「夕顔」


続いて資料館2階へ。企画展「海を渡った”龍馬”たち」展が開かれています。



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階段を登り2階に行くと、誰もいない。あの団体客は上までは見ないでさっさと退出したのだろうか。

坂本さんは知っていた。長州藩と薩摩藩を結び付けるのは、百回の議論よりも「利」だと。


伊藤俊輔(博文)が龍馬を評した言葉。争いの本質はすべからく利権の対立であり、それを適当な理論で粉飾して互いに正当化しているにすぎないという本質を見抜いています。争いの調停はすなわち利権の調停に等しいということです。戦国ドラマとかで「義のため~」とか言ってるのも、言葉を変えれば「自分の家の利権のため~」と言ってるのと同じことですからね。それこそそれぞれの立場の数だけ「義」なんてものは存在しているので、片方だけ絶対正義ということはあり得ません。

 

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近江屋復元

龍馬と中岡慎太郎が暗殺された現場、京都近江屋の八畳間を実物大で復元したセット。
部屋に上がって臨場感を感じたり記念撮影をすることもできます。



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うしろの屏風は、例の血痕付着のものですね。



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「幕末ポンピングフロアー」なるものもあります。中に入ると真っ暗な空間に映像が浮かび上がってきます。床のマークを踏んでみると、それぞれの場所の紹介が。幕末の物語が始まります。

フロアの先には「坂本家の居間」「ジオラマ土佐藩士の家」「時の階段」「土佐藩船夕顔の船室」などなど。



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三方ガラス張りの「空白のステージ」からの眺望。パンフレットによるとここからの風景が記念館最高の「展示物」なんだそうな。確かにすばらしい眺めです。

ちょっと雲が多くなってきたかも。暑さが和らぐのはいいけど、写真を撮るには晴れた天気のほうがいいよね。



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「空白のステージ」の上は中2階。談話室「海窓」がありますが、誰もいないのでここでちょっと昼食休憩にします。正直全くお腹は減っていないのですが、昨日の夕方買った見切り品の残りを早く処理しておかなければなりません。暑い中バックに入れてずっと持ち歩いていたので、そろそろヤバいか・・・うん、大丈夫大丈夫。昨日も食べたけど鯖寿司の残り旨い。荷物もすっきりしたことだし、屋上に出てみましょう。



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屋上から。右写真の頭の部分だけ白く見えるのは海上保安庁高知灯台。その向こうが桂浜の本浜ですが、ここからは陰になって浜辺は見えませんね。



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南西側の光景はまさしく絵になります。



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記念館の南側には「くじら日時計」や船中八策についての碑文があります。浦戸城の井戸があるところなので、合わせて足を運んでみるのもよいでしょう。
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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