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旧加藤家住宅母屋

大洲城三の丸南隅櫓のある場所は、現在その名を冠した公園になっています。


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大洲城三の丸南隅櫓公園(愛称:お殿様公園)

公園内には三の丸南隅櫓や大洲市埋蔵文化財センター、そして旧加藤家住宅母屋があります。



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南側の公園正面入口より

奥に大洲城の天守が見えます。



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旧加藤家住宅母屋

旧大洲藩主の加藤家が大正14年(1925)に建築した木造2階建住宅。
造りは和風建築ですが、西洋風のモダンさも数多く備えた建物となっています。
大洲を代表する近代和風建築の一つで、平成19年に国登録有形文化財に指定。

写真からもわかるとおり玄関は2つあり、主人と客人が出入りしたとされる両開きの「主玄関」と、家族の者が使用していたとされる引戸の「内玄関」(主玄関の左側)に分けられていました。



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内部は非公開ですが、天気が良ければ扉を開けてくれているので、一階にある十畳の和室などを外から見学することができます。内部の間取りを記したパンフレットも備わっています。

昭和50年代には、映画「男はつらいよ-寅次郎と殿様-」の舞台で「殿様の屋敷」という設定で登場しており、正面玄関と正門、裏門などが撮影に使われたこともあるといいます。



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逆側の公園駐車場側から。二階の三方向に雨戸の代わりに「ガラス障子」と呼ばれるガラス窓を使用しており、光を沢山取り込めるように開放的な造りになっているのが特徴。

大洲城の天守を望め、庭には櫓が建っているというゴージャスな環境。
旧大名家の住宅らしい格式の高さを備えた、戦前の高級住宅の姿をよく残しています。



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本項とは直接は関係ありませんが、お殿様公園の入口わきに建っている中村修二博士顕彰碑

中村修二博士と言われてもピンと来ないかもしれませんが、青色発光ダイオード(LED)発明によりノーベル物理学賞を受賞した人と言えばみなすぐにわかるでしょう。大洲高校卒業生という縁でこの地に顕彰碑が建てられています。
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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