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第14回箕輪城まつり(前編)

2016年10月30日、第14回箕輪城まつり開催。
ここ数年まつりには足を運んでいなかったので、久しぶりに見に行くことにしました。4年ぶりになります。

その前に、第9回(2011年)と第10回(2012年)のまつりの様子を以前記事にしたはずと思い検索すると、第9回の時は出陣式の模様だけ、第10回の時は明日見に行きますの記事だけしか書いていませんでした。
今年の話に入る前に、中途半端な記事の始末をするために覚えていることだけ書いておきます(いろいろ撮影した写真も消滅してしまいました)。

まずは第9回の攻防戦。出陣式にて壇上でエイエイオーしたと思われる両者が一騎打ちで登場。プロの劇団員とかではなく若い市の職員さんだったと思われますが、熱の入った戦いを見せてくれました。よかったです。
あとは大勢で何回かワーと槍を合わせてなんだかんだで終了。支所でぶっ放した大砲がここぞとばかりに連発され大音響でした。

第10回は午後の攻防戦だけ見に行きました。楽しめましたがこれはどうかと思うところも多かったです。まず主催・来賓の挨拶ですが、高崎市長の代読、市議会議長(これも代読だったか?)、これらがまた死ぬほどつまらない内容。全部カットでもいいレベルです。確か来賓で埼玉県の寄居町長もいて挨拶してましたけど、こちらは町長自らが熱のこもったいい話をしていました。思いを伝えようとする内容のある話と、事務方が作った作文を読み上げるだけとではここまで伝わるものが異なってこようとは。これは高崎市民として少し恥ずかしかったですね。
肝心の攻防戦ですが、大勢でワーとやるのは前年と同じでしたが、ストーリー仕立てを強化したようで、アナウンサーみたいな人が台本を読んで臨場感が増していました。ただこのアナウンサー(女性)、歴史に疎いのか、はたまた台本が間違いだらけなのか、聞いていて明らかな人名誤りなどを連発していて結構気にはなりました。もう一つものすごく気になったのが、着到式で長野業盛が着到状を読み上げたのですが、配下の何某、何某ことを「様」付けで読んでいたこと。台本作った人間がその何某の関係者か、あるいは歴史をよく知らないで年配のほうが偉いと思いこんでいるじいさんなのかと邪推してしまうほどのダメな演出でした。これだけだと情景が思い浮かばないでしょうから今年の大河真田丸で例えますと、大御所家康に向かって秀忠が大坂攻めに集まってきた諸将を報告するという場面があったとしましょう。そこで「上杉景勝様、ご到着!伊達政宗様、ご到着!」と秀忠が読み上げるようなものです。ね、ありえないでしょ。
あとは攻防戦中前回にもまして派手に大砲をぶっぱなしまくって、煙と大音響で子供が泣き叫んで観客席が阿鼻叫喚と化しましたが、それはそれで面白かったです。


さて、それでは今年・第14回の様子をば。

駐車場は満杯で、シャトルバスまで発着させるという反響ぶり。ここ数年のことはわかりませんが、私が来た中では一番人が多かったです。ちなみに私は裏ルートを使い新曲輪の駐車場に駐車することに成功。



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箕輪城本丸。今年もここで合戦やります。

壇上では箕郷中学校演劇部が演劇をしているところ。
演劇が終わると中学生と入れ替わりにじいさまたちがのろのろと壇上に上がり、開会式がスタート。
主催者挨拶の後、鎧兜を身にまとった高崎市長が登場。ここ数回は市長自らが登場しているらしく、長野業正役も兼ねているんだとか。挨拶の内容も市長自らの言葉で語っている様に感じられ、代理の人が話した第10回の時に比べれば大幅に印象upです。続いて市議会議長の挨拶ですが、こちらは安定のつまらなさ。次回からカット希望。ちなみに高崎市長は富岡という苗字ですが、富岡市長というと富岡市(世界遺産の富岡製糸場がある市)の市長と紛らわしく感じるのが群馬県民あるある。富岡高崎市長とかいうと混乱します。



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小渕優子衆議院議員の挨拶

大物。実は結構多く参加してくれています。
さすがに話すのが上手だなあと感心して聞いていました。挨拶の経験値が違うのでしょう。
左から2番目のフル装備の人物が市長。兜が重いので会釈も大変と言っていました。

この後鎮魂祭。少々長ったらしく完全に形式主義で、プログラムとしては要検討部分。

そして今回ナレーションを行う講談師さんの登場。よく通る声でかなり本格派の人。
講談師曰く「今回のストーリーは史実と異なる部分もある」とのこと。あれですかね、近年「史実と違う!」とかクレームが入ったりしたんですかね。講談師は続けて「史実かどうかより、物語・講談を楽しめるようにしたほうが歴史の楽しみの幅が広がります」的なことを言っていましたが、これはまさにその通りだと思います。私は大河にしたって史実(笑)よりも物語として面白いかどうかのほうが重要だと思う派ですから。通説とすら認められていない一つの新説に飛びついてそれを史実(笑)のようにどや顔で大河に取り入れ、あまつさえそのせいで物語としての整合性を欠くなんて最低のことです。私は史実()と違うなんてことはどうでもいいのですが、物語としての整合性が破綻し感情移入できなくなるものは躊躇なく駄作とみなします。それって今年のたいg(

ちなみに上記の講談師さんのコメントについて、もしかしたらご本人的にはこんなこと言ったつもりはないといわれるかもしれませんので、あくまで私が脳内で勝手に解釈したものとご理解ください。



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問題の着到式。今回は家臣に様をつけるというような珍妙なこともなく参陣武将を読み上げ無事終了。
さすがにこれはおかしいと誰かが気付いて手直しが入りましたか。

そしていよいよ攻防戦開始。今回は7部構成という大ボリュームで、かなり台本も練られた様子。



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長野氏方

混成部隊の様相を呈しています。



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武田氏方

以前は敵方が北条だったりとだいぶブレがありましたが、ここ最近は武田が敵方ということで固まっています。
そして明らかに敵方のほうに強そうな武者が集結しています(笑)



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第1部 岩櫃城の戦い

大砲が発射され煙が立ち込める中、槍を突き合わせてやいのやいのやっています。大砲の音もかつての阿鼻叫喚の記憶と比べると若干抑えられたものになっていました。これももしかしたらクレームでもあったのか。



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後ろでエイエイやってる中、明らかに動きの違う武将たちが数名混じっています。
彼らの出番は今後たくさんあるので、ここでは顔見せといったところでしょうか。



続いて第2部 「真田信綱 対 羽尾幸全」による一騎打ち

今回思ったのは登場人物が多いこと。以前のまつりでは強大な武田に対し箕輪の家来衆だけで頑張って対抗していましたが、今回はオール上州で挑む布陣です。


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角が生えているほうが六文銭がついているので真田信綱、角がないほうが上州方の羽尾幸全。

真田信綱は昌幸の兄で結構有名。真田氏館ほかいくつかの記事で触れています。先日長篠設楽原に行ってきたばかりで思い入れあり。
羽尾幸全については羽根尾城の項で少し触れています。



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むむむ

互角か。



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アーッ

ここで打ち取られる寸前になった信綱。なんとか立て直すも守勢に回ったところで武田軍からの伝令が入り、無念と言い残し信綱退却。
あの剛の者・信綱を打ち破った羽尾幸全強し。


ちょっと今回前置きが長すぎて文章量多めになってしまったので分けます。
次回、第3部以降。
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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