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フレトヒチャシ ~ここより開けていく処~

戸切地陣屋見学後帰還モードに入るわけですが、この場所から成田に帰還するには、函館空港を使うのが常識的な選択です。が、私の組んだ行程ではこれから新千歳空港まで戻らなければなりません。R5~R37~洞爺湖~R453~R276~支笏湖~r16といった経路で、道南から千歳までの走破を敢行(道が空いていたためオール下道で)。下道を走破すること自体が目的の人でもない限り、体力精神力を極限まで消耗する過酷走行はおすすめしません。

・・・

白目になりながらの極限走行を乗り越え、新千歳空港近くまでたどり着きました。
まだフライト時間までは若干の余裕があるので、行けたら行こうかと思っていたチャシを訪問してみます。
そのチャシは千歳インターすぐ北の青葉公園内にあるといいます。



P5090682.jpg
青葉公園

この公園内にある「千歳神社」付近がチャシの跡という記憶があったのですが・・・
この案内図には神社がどこにも描かれていません。



P5090688.jpg
千歳神社

上の案内図の場所から多少彷徨ったものの、マイナー城館巡りで培った感を発動し、無事発見。



P5090690.jpg
神社北側に城址碑(チャシ碑?)発見!

チャシ名はフレトヒのチャシフレドイヒのチャシ千歳神社チャシとも)



P5090691.jpg P5090692.jpg
周囲にはうっすらと壕跡が残ります。北側は千歳川に面する断崖で、要害性も充分。



P5090695.jpg P5090697.jpg
神社西側の林の中にも石碑が見えたので、草をかき分けて(結構しんどい笑)たどり着いたものの、「千歳神社境内地」と記されたものでした。こんな石碑を意味ありげに林の奥に設置せんといて。



P5090684.jpg
鹿出没注意!



P5090687.jpg
神社前にある「ろうさん」と刻まれた石碑

「ろうさん」とはアイヌ語で「ここより川や海へ抜けていく道、ここより開けていく処」の意。
この地は支笏湖から流れ出た千歳川が丘陵地帯を抜けて広大な平野に流れ出る場所に位置し、「ここより開けていく処」というアイヌの地名もそれに由来しているのかもしれません。



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所在:北海道千歳市真町1
評価:

遺構は壕跡が残る程度ですが、立派な石碑が建っていてうれしいところ。ネット上の登城記も少ないのでプレミア感があります。この地はシコツ16場所の一つに数えられる漁場であったとのことで、このチャシも砦というよりも千歳川の漁場を監視する役割を持っていたのかもしれません。
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KD

Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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