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犬伏の別れ

NHK大河ドラマ「真田丸」のストーリー上で重要な場面となるであろう「犬伏の別れ」の地を訪問しました。

犬伏の別れという名称自体は歴史好きにとっては有名ですが、正確な場所を知っている人は少ないと思われます。名称を知っている人でも、場所を聞かれると「あれだよ、たしか下野の・・・どこだっけ?」となる人が多いのではないでしょうか。

実際ネット上でも意外なほど訪問記は少なく、上田城の櫓内にこの密談シーンが再現されている影響からか上田城の紹介記事がヒットする有様です。知名度の割には穴場スポットであると感じます。
これが今年の終わりごろには訪問記が急増したりするのでしょうか。

この密談の舞台になったのは、栃木県佐野市犬伏新町にある「新町薬師堂」であるといわれています。



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新町薬師堂

先人の記録を見ると駐車場がないということだったので、最悪路駐も覚悟していたのですが、すぐ下と少し離れた場所の2か所に専用の駐車場が準備されていました。おそらくつい最近になって手配したものでしょう。これで車でも安心して訪問することができます。



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真田丸の放送をチャンスとばかりに幟旗が立ち並んでいます。
実際この日もちらほらと訪問客がいました。目ざとい歴史ファン・大河ファンが早くも動き出しているようです。

眼下の街道は日光例幣使街道。



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真田親子 犬伏密談図

慶長五年(1600)、天下分け目の関ヶ原の合戦を目前に控えた七月二十一日、徳川家康について会津の上杉家討伐に向かった真田昌幸、信幸、信繁父子は下野国犬伏(現在の佐野市)に到着しました。そこで陣を張っていた父子のもとに石田三成から密書が届き、豊臣方に味方するよう書かれていました。この書状を受けて父子三人で話し合い、どちらが勝っても真田の家が残るよう、信幸が徳川方、昌幸と信繁が豊臣方に分かれて戦うことを決断したとされています。
その話し合いの場がこの薬師堂であったといわれており、すぐそばを流れていた川に架かっていた橋は、真田父子の別れ橋としてこの地に語り継がれています。 (現地説明板参照)




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薬師堂内部

以前は堂内を見ることはできなかったようですが、大河放映を機に正面の扉を開けて内部を見られるようになりました。予想よりも狭いものでしたが、3人のみでの密談にはこれくらいの狭さのほうが都合がよい気もします。



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薬師堂背後には米山古墳があります。時間に余裕のある方はついでに登っておきましょう。

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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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