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権現台場 ~四稜郭と五稜郭の結節点~

五稜郭の北北東、神山小学校の南東およそ250mにある神山稲荷神社が権現台場跡になります。



P5090475.jpg
住宅街の中のちょっとした高台に神社はあります。
神社下の駐車スペースには説明板も設置。



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元治元年(1864)、五稜郭が完成した時、鬼門(東北)の守護神とするため、東照宮がこの地に建てられた。明治元年(1868)、五稜郭を占拠した旧幕府脱走軍は北面守備のため四稜郭を急造し、さらに五稜郭との重要な結節点にあたる東照宮に砲台を設けた(権現台場)。しかし、同年この砲台は新政府軍の攻撃を受け陥落し、東照宮も社殿を焼失した。 (現地説明板参照)


石碑は「神山開基三百年碑」。
貞享元年(1684)七戸の人が開拓のためこの地に鍬を入れたのが始まりということです。



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大鳥居と社殿

現在は焼失した東照宮の代わりに神山稲荷神社が建っています。 大鳥居は五稜郭弁天台場の石垣造りを手掛けた石工・井上喜三郎の作で、箱館戦争の砲火にも壊されずこの地に残りました。
裏手には土塁らしきも残っています。



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所在:北海道函館市神山3丁目
評価:★☆

北から延びる緩やかな丘陵の先端部分に位置しており、遺構から判断するに台場の規模はそれほど大きなものではなかったようです。四稜郭五稜郭を結ぶ重要拠点に位置しており、新政府軍の攻撃でこの台場が陥落すると、四稜郭を守っていた旧幕府脱走軍は退路を断たれることを恐れ五稜郭へ撤退することになります。
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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