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松前城① ~さくらの里の百名城~

日本百名城の一つ・松前城
根室半島チャシ跡群を除くと、全国でも飫肥城と双璧をなす訪れにくい百名城であるように感じます。



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函館から延々と車を走らせ、ようやく松前町の中心地に到着。
すると町の中心にある小高い丘の上に天守の姿を発見。
多少語弊があるかもしれませんが、北海道に来て初めて遭遇したいわゆる「日本式城郭」です。



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城のそばに駐車場が見当たらない・・・

随所に駐車場を指し示す表示があるので、それに従って城の北側へ。
ずいぶん天守から遠ざかったなあと思うところに広い駐車場があったが、なんと有料(500円)。
4月下旬から1か月間ほど「松前さくらまつり」が開催され、例年その期間のみ駐車料金がかかるという。
なんか損した気分だが、例年かかるというのならしょうがないことか。
それでも一応聞いてみましたよ。多少遠くてもいいから駐車料金のかからないところはないかと。

この時の駐車場係のじいさんいわく、「毎年金がかかる」「(駐車料金は)自分が決めたことじゃないから」などと言い捨てて離れて行ってしまった。なんか感じ悪いぞ。ここで手渡されたマップを見るとやや離れたところに郷土資料館があったので、もう一人残っていたおばちゃんに「この資料館の駐車場も有料なんですか?」と尋ねるも、やはりどこも有料と答える。う~む、それじゃあしょうがない。



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広大な駐車場はスカスカ                          件の方々

っていうか、国道沿いに道の駅があるじゃん。道の駅の駐車場が有料なわけなかろう。距離的にも、天守までの距離なら下手したらそっちのほうが近いんじゃないか。
・・・と、地図を見て気が付いてしまいましたが、もうお金払っちゃったし面倒なのでいいや。

駐車場の隣には立派な施設があります。



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松前藩屋敷

これ、屋敷跡を正式に復元したものではなく、テーマパークなんですね。
私はテーマパークでもなんでも面白そうなら歓迎のスタンスですが、入場料金が別途かかるのが地味に痛く(大人360円)、外観のみにとどめました。駐車料金さえかからなければ入っていたが・・・



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テーマパークの上からの眺め

奉行所・武家屋敷・商家・問屋など14棟が軒を連ね、「松前の春は江戸にもない」とまで言われた城下を再現しています。



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この辺りは公園として整備され、「本丸広場」「二の丸広場」「三の丸広場」などの名称がついています。
一瞬このあたりがそういった郭跡なのかと錯覚しましたが、城の縄張りとは関係ありません。



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お手製の見取り図。本丸北側には特に寺社が密集しています。

ここから天守までは多少歩きます。いろいろな花を眺めながら歩けるので心地よいのですが、足腰の弱い人には結構大変ではなかろうかと少し心配になるほどの距離です。



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松前藩主松前家墓所

歴代藩主やその家族などの55基の墓が立ち並んでいます。



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さくらまつり絶賛開催中

松前公園は日本さくら名所100選に選定されており、250種・1万本以上の桜が敷地内にはあります。
桜見本園や桜のトンネル、桜資料館に桜三大名木など、まさに桜づくしです。
桜の種類の解説も随所にあり、南殿・糸括・普賢象・一葉・白鵬(横綱にあらず)などなど。
一日ここにいれば桜博士になれそうなほどです。さすがに駐車料金を徴収するだけのことはあります。



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城域内にある寺社の一つ、阿吽寺

松前藩の祈願寺。創建は1443年で、城域内にある寺の中で一番古い。
「蝦夷管領安東盛季が南部氏との戦いに敗れた際、本尊不動明王および伝来の天国の宝剣、・・・」



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北海道八十八ヶ所霊場第五十八番札所 阿吽寺山門

wikiによると、この山門は城郭の現存建築物(旧寺町御門)であるとのこと。

城域内にはこのほか法幢寺・法源寺・光善寺・龍雲院・松前神社などがありますが、紙面の都合上割愛。



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内堀と復元天守

天守があるというのはやはり見栄えがいいですね。



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似たようなアングルから、桜も含めて

右手の広場は本丸表御殿跡。花見客がくつろいでいました。



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鎌倉翁の顕彰碑                         桜前線標準木(ソメイヨシノ)       


それでは天守内へ向かいましょう。

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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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