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穏内館 ~道南十二館の一つ、完全湮滅~

5月8日、北の大地の旅4日目。
天気は晴れ。黄砂は4日連続で飛来していますが、状況は前日よりかなり改善しています。飛散のピークは昨日だったようです。

この日は朝の準備や調べものに手間取ったこともあり、函館市内のホテルを出発したのは午前10時ごろ。
出発の遅れを挽回すべく、松前方面を目指してR228をひた走る。函館湾沿いではやや交通量があったものの、木古内~福島間は驚くほど交通量が少ない快走路で、ストレスフリーのドライブを楽しみます。

さて、本日最初の目的地は道南十二館の一つ・穏内館
場所は福島町の吉岡支所の敷地周辺といいます。



P5080030.jpg
福島町吉岡支所

地味な建物で、道路沿いに目立った看板もなく、私はいったんこの建物をスルーしてしまいました。
300mほどオーバーランした後、どうやら通り過ぎたらしいと気づいて引き返し、事なきを得ました。



P5080032.jpg
標柱発見!

穏内館の正確な所在は長い間不明でしたが、昭和40年の調査で館崎の地名のある台地上に塁壁と空堀・門構え等の遺構が発見されました。吉岡川河口右岸・津軽海峡に面した海岸段丘に立地しています。
国道を挟んで反対側にはすぐ丘陵が迫っており、本来は現地点まで丘陵が伸びていたようですが、青函トンネル工事用地及び国道用地として削平され遺構は消滅しました。

コシャマインの戦い当時(長禄元年:1457)の館主は蒋土甲斐守季直で、この戦いにより穏内館は落城、その後廃城となったようです。



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所在:北海道松前郡福島町館崎
評価:

標柱を発見できて満足。先人たちの記録を見ると古びた標柱が紹介されていますが、新しいものに置き換わっています。この場所のほぼ真下近くを青函トンネルが走っています。
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KD

Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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