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中津城② ~中津で天下の夢を見たのか~

本丸内は高齢者の団体でごった返しています。
駐車場に大型バスが次々と乗り入れてくる盛況っぷり。あれ全部高齢者の団体ツアーか。
さすがは大河ドラマ後半の舞台中心地というところか。NHKの影響力は高齢者層には特に強いようです。



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天守下にある黒田官兵衛資料館。
平成26年1月19日に開館したということです。完全に大河ドラマに合わせての設置ですね。
入館無料というのがうれしい。さっそく中へ。



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数日前に入館者20万人突破したようです。
開館から8ヶ月程での達成ですから、かなりの人気ですね。



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すごい混雑してるよ~
平均年齢80歳くらいだよ~
空気がおかしいよ~

撮影自由のようですが、人込みのスキを見計らうのがなかなか大変。
粘り強く耐えて撮影したいくつかの展示を掲載。



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まず縄張りについて。

現在は本丸周辺の堀しか残っていませんが、往時は中堀、そして外堀がめぐらされており、中堀と外堀の内側には「おかこい山」といわれる土塁が築かれていました。
現在でも「おかこい山」は各所で見ることができ、このような総構えともいえる土塁が残る城下町は、九州では中津城が唯一であるということです。

そのほか城下町にも関連史跡は多い。



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これは勉強になるな~・・・



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九州の関ヶ原・石垣原の戦い。手前大友義統軍(西軍)、奥側黒田軍(東軍)。
大河でいうと49話です。最終盤の岡田官兵衛かっこよかったな~
何で中盤までの官兵衛はあんなにダメダメだったのだろう。まあ終わり良ければすべて良し。
トータルで見て軍師官兵衛は自分の中ではかなりの良作でした。



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高齢者で充満した資料館を退出。天守に向かいます。

左手は奥平神社。奥平家の中興の祖貞能・信昌・家昌が祀られた武運と戦勝の神社。

「旧中津藩主 奥平家」の説明板もあるが省略。



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模擬天守

外観は萩城天守をモデルとして外壁仕上げは下見板張りを模し、5重5階で高さは23m。
実際の天守の存在については諸説あるが不明。



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模擬二重櫓

かつてこの場所には層塔型の南東隅二重櫓があった。



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入城料大人400円

旧奥平家中津藩士の子孫の方 通年登城無料 ってなんだコレ。



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高齢者集団が窓口に押しかけてぎゅうぎゅうだったので入るのやめた。



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官兵衛兜被った店員さん                 高輪地蔵 

本丸内にはこのほか三斎池や独立自尊の碑などがあります。
三斎とは黒田氏の後に中津に入った細川忠興の号。
掲載は省略。



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縄張図

二ノ丸は現在裁判所・検察庁の敷地になっています。



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薬研堀越しの天守



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東側から



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北東側から

絵になる光景。撮影のベストスポットか。



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官兵衛・長政と黒田二十四騎がずらり

新府城の光景を思い出した。



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このアングルから見ると、完全に石垣から天守がせり出していますね。



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資料館展示から。

関ヶ原本戦は1日で終わった。
官兵衛は、その後2か月間にわたり九州の西軍派を攻め続け、九州平定も間近だった。

官兵衛は、中津で天下の夢を見ていたのだろうか。



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所在:大分県中津市二ノ丁
評価:★★★☆

慶長5年(1600年)10月の吉川広家に宛てた書状に、「関ヶ原の戦いがあともう1か月も続いていれば、中国地方にも攻め込んで華々しい戦いをするつもりであったが、家康の勝利が早々と確定したために何もできなかった」というものがあり、現代に於ける「天下を狙った野心家・黒田如水」との俗説はここからきているとされています。ただ関ヶ原本戦がもっと長引いていたら、官兵衛が九州平定していた可能性は高く、その後第3極を形成するという事も可能性としては考えられます。いずれにせよ、官兵衛に天下取りの野望はあったのか、それは今となっては想像するよりほかありません。
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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