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平田城 ~栗山善助の居城~

長岩城の探索を終了したのが18:15。
それから10分程度で辺りは暗闇。
危うく前日の佐伯城と同じ轍を踏むところであった。あぶないあぶない。

・・・なんてことを思いながら本日の宿営地である中津市街方向へ車を走らせていると、次の表示を発見。



P9280798.jpg P9280796.jpg
平田城を示す案内と                       栗山備後利安の幟旗

栗山備後利安というと、現在放送中の「軍師官兵衛」に出ている官兵衛の股肱の家臣・善助のことですね。
(*探訪時は平成26年9月)



P9280802.jpg
手元にある「中津市プロフィールマップ」を見ると、確かに平田城の表示があります。

このマップは1日目に九州入りした時に九州道の古賀SAで入手したもの。



P9210030_2015082919345888a.jpg
古賀SA「わお!マップコーナー」

ここで大量入手した九州各地のマップは大変役立ちました。



P9280797.jpg P9280800.jpg

馬溪橋
往時日田代官道(戸原側)と中津藩道(平田側)の往来は、夏は渡し舟、秋冬春は仮橋が架けられていた。しかし、仮橋は山国川の増水のたびに流されその都度、両岸の住民の出夫で修復されていた。
大正三年この橋より十二m下手に下城井橋が架けられたが、これも大正十一年四月の大洪水で流失。
そこで、約十二m上流に現在の眼鏡橋に架け替え橋名を馬溪橋と変更し現在に至る。
山国川に係る石積アーチ式の橋の中で三大名橋のひとつに数えられ、貴重な橋である。
(平成元年五月一日指定 有形文化財)

なお、馬溪橋上から見る向かいの平らな山は史跡として指定されている平田城址(白米城址)で黒田騒動で福岡藩五十二万石を支えた筆頭家老栗山大膳が生まれ育った城として有名である。が、城としての遺構は残っていない。春は桜・秋は紅葉の名所として住民の憩いの場となっている。
 中津市教育委員会




P9280803.jpg
表示物だけでも写真に収めておこうと、馬溪橋を渡り、城の入口に到着。

舗装路がありますが、幅が狭いので小型車以外は手前で停めて歩いていったほがいいでしょう。
(麓に駐車スペースらしきものがあったが、夜間だったので城用の駐車場かどうかまでは確認できず)

写真は奥を照らすためにあえて進行方向を入口に向けたもの。この暗さでこの幅の道に突入しようとはさすがに思いません。



P9280804.jpg
入口の先にある鳥獣避けの扉。

手動で開閉できますが、夜間だったのでここまでにしました。



P9280806.jpg
表示物発見。とりあえずこれで満足。

平田城は別名白米城(まつたけじょう)ともいい、建久年間に長岩城主野仲重房が築城したと伝えられています。天正年間には平田掃部介が城番として居城していました。
天正15年(1587)、黒田官兵衛が豊前国六郡を拝領し入国すると、野仲鎮兼はこれに反抗し家臣とともに長岩城に籠りました。黒田勢は長岩城を攻め落とし、官兵衛は戦功のあった栗山備後守利安に野仲氏の旧領六千石を与えました。
栗山備後は平田城主となり、城を改修、現在もこの時築かれた石垣の一部が残っています。「黒田騒動」で名高い栗山大膳(栗山備後の長子)はこの城で少年期を過ごしています。
 中津市教育委員会




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所在:大分県中津市耶馬溪町大字平田
評価:

平田城は公園化されており遺構はほとんどないとされてきましたが、2014年に黒田氏時代の石垣が確認されました。市教委は「官兵衛が治めた豊前地方で、家臣の城に大規模な石垣が発見されたのは初めて」としています。以前だったら「黒田騒動」で名高い栗山大膳の方が知名度があったためタイトルは「栗山大膳が幼少期を過ごした城」にしたでしょうが、大河の影響で善助の方が知名度が上回った感があるのでタイトルもそのように。
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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