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長岩城③ ~城の中心・本丸エリア~

本丸へ向かい進攻中。



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前回ラストの写真再掲

なんとなく忙しい印象があるのはこの写真の中だけでも5つも表示板があるためか。

石塁の両脇には平行して竪堀が設置されています。
これでは攻め手が斜面横方向に展開移動するのは困難を極めることでしょう。



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これぞザ・石塁。よくもまあこれだけの石を積み上げたものです。

近世城郭の石垣のほうが勿論立派ですが、その築かれ方は言うなれば公共事業的なもの。
対して奥深い山中に残るこの石塁は、まさに戦乱の世の中、防御の必要に迫られて築かれたもの。
伝わってくるものが違います。



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原型が完全に遺る石塁

数百年の間、風雨で散逸しないのだから見かけ以上に強度があるのでしょう。



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長城のごとき石塁

登城時は勢いで一気に上まで登っていきましたが、今写真を見返してみると、かなりの勾配があったなあと。
もう一度登れと言われると、ちょっと躊躇してしまいそうです。



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石塁の頂部付近に、塁線が横に張り出した部分があります。

見方によっては銃座のような部分とも、横矢部分とも取れます。



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頂上に到着したようです。



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本丸虎口



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虎口を抜けると腰曲輪

周囲は低いながらも石垣で取り囲まれています。



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腰曲輪経由で本丸到着。

建っているのは城址碑ではなく修復記念碑。



P9280578.jpg
本丸説明板

虎口を突破しても直に本丸に侵入できないよう考えられた構造になっています。



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打ち捨てられた説明板等々。なんかむごい。

本丸内はそれほど広くはなく、礎石が残っている程度。
何らかの建造物はあったと考えられています。



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クールダウンを兼ねて本丸内を軽く一回りしたのち、登りとは別の虎口から降り、続いて西之台方面へ。



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西之台へ向かう道も急勾配

下り道は得意なので滑るように急降下していきますが、逆方向から登って来るとなるとしんどい道と感じます。



P9280590.jpg
途中明確な堀切が2本連続で入っています。

こういったオーソドックスな遺構を見るとホッとします。



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続いて現れた、両側を石塁に挟まれた通路。



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一文字堀虎口

後ろには一文字土居虎口の表示も。別の虎口があるのでしょうか。



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石塁通路を超えると西之台

東之台と同様に出丸的要素を持っていたと考えられ、土塁・石塁に取り囲まれています。



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P9280609.jpg P9280611.jpg
掟破りの6連コンボ

西之台から下ると、直下に堀切が三連続で入っています。
そのまま竪堀として繋がっており、このあたりの遺構はまさに中世山城然としています。



P9280615a.jpg


マップにも記されているポイント。現在地確認には役立ちます。
水は確かに溜まっているが、喉を潤すにはちょいとキツイ。



P9280621.jpg
渓谷沿いの分岐点まで戻ってきました。

予想より体力も時間も消費してしまった。この状態で対岸の山まで行けるのだろうか。


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KD

Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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