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飫肥城① ~スタンプ入手ならず・・・?~

100名城の一つ・飫肥城に到着。
この時私は焦っていました。


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大手門交差点で赤信号待機中。
時刻は16時53分。

そうです。城の見学は明るいうちなら何時まででもできますが、100名城スタンプを押すには設置している施設の営業時間を考慮しなければなりません。スタンプラリーが始まって初期のころは24時間押印自由のスタンプも数か所ありましたが、現在はそういったところはたぶんないはず。



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駐車場に車を停め、即座にダッシュ。
駐車場周りの土産屋さんも店じまいをしており、もう間に合わない空気がぷんぷんしていますが、それでもスタンプ設置場所は17時まで開いていると信じて全力で走ります。

通常は無意識のうちに写真を撮りながら動き回る私が、駐車場その他の写真を1枚も撮らず、唯一撮ったのは途中走りながらのこの1枚のみ、というところにこの時の必死度が伝わってきますが。



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16時57分。

無酸素ダッシュをして青息吐息になりつつも、設置場所のステッカー発見。

頼む、開いていてくれ・・・



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アカン

閉まっておる・・・

中にだれか残っていないか、呼び鈴はないか、裏口はないか、連絡先電話番号はないか・・・
様々な可能性を考えたのですが、すべてダメでした。

スタンプ設置場所であるこの歴史資料館の営業時間は16時30分まで。
30分前に閉館になっていたのでした。



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資料館前に佇んでいてもしょうがないので、再び大手門から城外へ。
猛ダッシュ中に城外にいくつか関連施設があったのを横目で見ていたので、そちらをあたってみます。
予備のスタンプを持っているところがどこかにあるかもしれない・・・

しかし大手門前の料金所はもうすでに締め切られており、人の気配もありません。



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国際交流センター小村記念館。ここはまだ中に人の気配がします。
一縷の望みをかけて飛び込み。

事務室に100名城スタンプがあるか尋ねてみましたが・・・「ここにはない」との回答。

もうだめだ、終わった。今日の宿泊地の宮崎市街まで一旦行って、明日の朝またここ飫肥までやってくるしかないのか。っていうか明日は明日で今日よりもさらにハードスケジュールなのに、そんなことをしたら残りの日程すべてパーだ。
じゃあここだけスタンプなしで諦めるしかないか。次回訪問時までとっておくのか。確かにいずれ九州(特に南部)は再訪したいところだが、何年先になるかわかったもんじゃない。せっかくここまで来たのに。
はっきり言ってこの飫肥城の立地条件はかなり悪いところです。陸の孤島とも言っていいでしょう。ほぼ自家用車のみですべて自力で地べたを走って移動する私のスタイルがかなり特殊ということもあるのですが、仮にこのスタイルをかなぐり捨てて公共交通機関に頼るにしても、飫肥城のためだけに飛行機で宮崎空港までというのはかなり気乗りしません。再訪するなら、やはりプリウス号と一緒に延々九州までやってくるしかないか。おらワクワクしてきたぞ。

と、一回りしてハイになりかけたところに、女性職員から有り難いお声がけが。
「スタンプは資料館にありますので、私が鍵を開けて持ってきますよ」

え~!本当ですか!私さっき往復ダッシュしてきたからわかりますけど、ここから結構距離ありますよ。
本当にすみません。ありがとう、ありがとう・・・


・・・ということで、持ってきてもらったスタンプで無事押印、良好。この旅11個目、トータル85城目。
これまでで一番のスタンプ危機でした。

閉館時間間際になってこんなしょうもないことに対応してくださり、本当にありがとうございました。
どうかこの対応してくださった職員に特別勤務手当を支給してあげてください。



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飫肥藩出身の偉人・小村寿太郎。
ポーツマス条約の調印や関税自主権の回復などの功績で、小学校社会科レベルの教科書にも必出の人物。
この記念館の職員の対応のおかげで、小村寿太郎その人まで好きになってしまいましたよ。
ちなみにこの方は身長が低く、156cm(一説には143cm)ほどしかなかったといいます。等身大のパネルがありますが、まるで子供みたいです。この体躯で欧米列強と渡り合ったのですからすさまじい精神力と言えます。



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(左)NHK連続テレビ小説「わかば」のロケ地であったことから、敷地内に記念植樹がされています。

(右)小村記念館入口。皆さんぜひお立ち寄りください。



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気持ちも晴れやかになったので、あとはゆっくりお城探訪でもしましょう。

写真は大手門前の一直線の登城路。ここを全力疾走はかなりきつかった。



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大手門前の空堀と大手門橋



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大手門。この城の紹介でよく使われているアングル。

明治時代初めに取り壊されたが、昭和53年(1978)に歴史資料館とともに復元建設された。復元に際しては、国内に現存する大手門を参考に在来工法で行った。木造渡櫓二階建てで、高さ12.3m。建築材は樹齢100年の飫肥杉4本が使われた。
(現地説明板参照)


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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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