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八代城① ~総石垣の近世城郭~

八代市の中心部にある八代城
今なお石垣と水堀が良好に残る近世城郭です。

本丸北東側に無料駐車場を確認しましたが、遮るもののない青空駐車場であったため、探せば他に日陰の駐車スペースがあるかもしれないと考え城周りを徐行します。



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本丸南側から。
建造物はないものの、水堀越しの高石垣はまさにザ・近世城郭。



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本丸北西隅。ひときわ高い石垣は天守台。

結局最初に確認した駐車場のほかには日陰があるような駐車スペースは発見できませんでしたが、図らずも本丸周りをぐるりと一周見て回ることができたのは収穫でした。良好に残っているのは本丸部分だけですが、全面総石垣で、外周を回るだけでも見ごたえあります。加えると、四面すべて綺麗に水堀に囲まれている状態で残っている近世城郭というのは、それほど多くはありません。

そんなことで炎天下駐車場へ。市街中心部に無料駐車場が整備されているという点には感謝。



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周囲を一周したところ、本丸へ通じる橋は北・東・南の3ヶ所にありました。
駐車場から一番近い東側の橋へ向かいます。



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欄干橋と東虎口(高麗門跡)。

八代城本丸正門にあたる表枡形門の一の門があったところ。
欄干橋は木造の太鼓橋であったが、現在はコンクリートの橋が架けられています。



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欄干橋から左右を見て。
左手の石垣は麿櫓跡。大手虎口の監視をしています。
右手方向の突端には三階櫓が聳えていました。



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橋を渡り表枡形内部へ。さっそく標柱。
この城の素晴らしいところは、こういった標柱や説明板といった表示物が充実しているところです。

表枡形の構造は四方を石垣で囲み2箇所に門を設けたというもの。
高麗門を通り抜け枡形を通り右に直角に曲がると、二の門である「頬当門」がありました。



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頬当門跡

表枡形二の門。石垣の上に設けられていた櫓門形式であったという(頬当御門櫓)。



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本丸内には八代宮が鎮座しています。

廃城後に設置され、官幣中社に列せられる。



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祭神は後醍醐天皇の皇子・懐良親王。
のちに良成親王も配祀されます。



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官幣社にふさわしい気品ある佇まい。



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境内の様子はさらっと。

かつてはこの敷地いっぱいに本丸御殿が立ち並んでいました。



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本丸南側、八代宮正面。

立派な橋が架かりこちらが城の大手のように感じられますが、ここは八代宮落成時に石垣を切り開いて参道を作ったもので、もともとの虎口ではありません。



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一旦橋を渡ったところに掲げられていた、往時の八代城想像図。
本丸内の建築物の様子や、本丸を取り巻く二の丸・三の丸の様子もうかがい知ることができます。
この図で見ても、現在地(赤丸の部分)が本丸への進入口になっていないことがわかります。



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やった~城址碑を見つけだぞ。



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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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