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熊本城③ ~第三の天守・宇土櫓~

西南戦争特別展を後にし、外に出ます。

あ、暑い・・・



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南大手櫓門

熊本城西出丸にある3つの大手門の一つ。
並の兵力ではこの櫓門を突破できそうにありません。

先ほどまでの特別展はこの中で開かれていました。



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頬当御門

天守へ向かう正面入口。現在も料金所として機能。

入城料金は500円。これは内部施設の充実を考えると明らかに安い。私がこのような感想を述べるのは極めて珍しいことです。無論もっと安ければそれに越したことはないが。

そういえば前回来たときにはここに甲冑武者がいて一緒に写真を撮ってもらったんだった。
近年日本各地に出没している○○武将隊とかが出てくるずっと前からそういった活動をしていたことになるわけだが、もういなくなってしまったのかな。



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当然ながら一直線に本丸へはたどり着きません。

屈曲を重ねて進むと、ついに登場。



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大小天守群!

迫力が違う。右下で説明板を読んでいる人物と比較してください。
天守台の石垣部分だけでもかなりの規模です。

ただ、大天守へ向かうその前に、ここに行っておかなくちゃ。



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宇土櫓!

五階櫓の中でも「三の天守」とも呼ばれる宇土櫓は、3重5階地下1階で、熊本城では大小天守を除いて最大の櫓である。高さ約19メートルあり、近世以前に建造された天守や櫓との比較では姫路城松本城松江城に次いで4番目の高さである。破風はむくりを持ち、諸櫓と同じ仕様で造られているが、最上階に外廻縁を持つ。清正の創建した初代天守ではないかという見方もある。
(wiki参照)

西南戦争後に焼け残った唯一の多層櫓。並の天守を超える規模を誇り、天守を超えた現存櫓といえます。
完全5重6階の姫路城松本城、4重5階で平面規模は第2位の松江城に次いでの第4位というのだから、この宇土櫓の破格の規模というものがわかるというものです。
もう現存天守のカテゴリーに入れてもいいんじゃないんですかね。

熊本城に来たら何をおいてもこの櫓は見学しないといけません。
特別展の係員のおじさんにも勧められたことですしね。



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重文・宇土櫓内部へ。

かつては小西行長の宇土城天守を移築したものと伝えられ、宇土櫓の呼び名の起こりとされていました。
しかし解体修理の際の調査でその痕跡が見つからず、現在では否定されています。



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展示されている模型。

木材は主にマツを使い、ツガ・クスなども使用されている。
柱には手斧跡も残ります。



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石落とし。

非常にえげつない形で設置されています。
石垣に張り付いて侵入するのは不可。



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銃眼(鉄砲狭間)と武者走り。

戦闘時に敵に素早く対応するため、櫓の城外側には原則廊下が設けられるとあります。
このような廊下のことを武者走りといいます。



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外部の様子。こちらは西側下。

圧倒的な空堀。



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出ました。現存天守ではおなじみの急勾配の階段。

他の現存天守では毎度一般観光客が渋滞を引き起こすポイントで、高齢者がいるとなればさらに大渋滞は必至ですが、熊本城では宇土櫓は穴場スポットになってるのか、渋滞を気にする必要はなさそうです。



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中間層からの眺め。

ちなみに屋根瓦は全部で四万六千枚にも達しているといいます。
加藤家の桔梗紋を持つ瓦も残っています。



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最上階に到着。

櫓そのものが貴重な資料なため、櫓内部には展示資料などは最小限にとどめてあります。
そのため、上層階へ上がると見るものは外部の眺めが中心になります。



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ということで、最上階からの眺め。

西南方向。
頬当御門・南大手櫓門・西大手櫓門など。



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西南側~西側の眺め。



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西側~北西側の眺め。



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北側の空堀もかなりのもの。



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東側、大小天守。

手前の石垣は上に塀を建てる準備中かな。



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それでは次の場所へGO!


その④へ
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熊本城は日本三名城のひとつ

加藤清正が7年の歳月をかけて建設した熊本城は、日本三名城のひとつとして評価が高い。清正流と呼ばれる石垣は江戸時代の姿をとどめており、城跡は特別史跡に指定されているほか、サクラの名所としても名高い。

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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。毎日欠かさず生野菜摂取中。
© 2010 城館探訪記

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