FC2ブログ

記事一覧

無題

どうもKDです。
かなり久しくブログ書いていませんでしたが、すこぶる元気です。

突然ブログ断絶状態になったこれまでの経緯を簡単にご説明しておきましょう。


思い起こすのもおぞましい昨年12月の中旬。

突然PCがクラッシュし再起不能になりました。
PCはいずれ壊れるものなのでそれは別にしょうがないのですが、悲劇だったのは接続していた外付けHDまで逝ってしまったこと。

中には2005年ごろからの城館探訪の記録1.5TB分のデータ、写真枚数にして8万枚はあっただろうか。
わざわざ過去の複数のHDからすべてこのHDへ画像を集約し、一元管理をしていてのこの悲劇。
おまけにコツコツと記録していた1500城あまりの登城記録のエクセルデータも一緒に消滅してしまった。

今後の戒めのためにもう少し詳細を綴っておきましょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

問題点は確かにあった。

①PCの電源を切らずに省電力モードで待機していた時間が長かったこと。

②HDは利用時以外には電源を切るように努めてはいたものの、ブログを書くときはいつもHDに保存した画像を取り出しながらの作業だったため、なかばHDと常時接続状態であったこと。

③PCが逝かれたときにスキャンをかけたが、HDが接続状態でそれをやってしまったこと。

だがここまでなら問題はそこまで深刻ではなかった。というか、何の問題もなかった可能性が高い。

④PCを買い替えようと○マダ電機へ
デスクトップ型が欲しかったが、今のデスクトップ一体型はテレビも見れる分値段も高め。その割にテレビ機能以外のスペックは壊れたPCと同程度。なんで今更数年前のスペックのPCを新品で買わなければならないのか、テレビ機能なんかいらんからもう少しまともなものはないか、と店員のメガネのねーちゃんに尋ねたところ、このねーちゃん、やたらノートPCを推してくる。これまでのPCの半分の大きさの画面になってしまいあまり気が進まないが、「旅行に行っても持ち運びができますよ!」と力説。まあ確かに旅先へ持ち運びができるのは役に立つかもしれないし、自分はガラケー(ガラクタ携帯)ユーザーかつ車にはナビもないので、ノートくらい持っていたほうがバランスとれるかもね、などと無理やり自分を納得させノートを購入。
さてこのノート、OSが最新仕様のwin8.1だったわけだが、これの使いずらいこと。おまけに不具合の塊。
とりあえずHDに保存したデータさえ無事ならPCはノートでもいいやとさっそく接続すると(このときはまだHDは無傷と思っていた)、データを読み取らない。「RAW」状態になっている。事の重大さに気づき始めいろいろと調べてみると、win7からwin8へ移行することに伴う不具合の一つとしてこのような症例も紹介されていた。くそう、パチモン掴ませやがって。
とはいえこの時点でもまだ復旧の望みは高かったと思われる。

⑤TestDisk使用
ネットで調べるとこのRAW状態はいわゆる論理障害で、TestDiskを使用することでブートセクタを修復することができるという。しかし操作を間違えてしまったり途中でエラーが出て中断したりするとかえって破損がひどくなってしまう可能性もあり、素人にはお勧めできない方法という。実際ネット上ではTestDiskによりとどめを刺したという報告もあるくらいだが、自分がそのことを知ったのはこれを試した後。
とはいえ、自分がこれを試したところ、中のデータが階層順にきちんと表示され、データそのものが存在していることの確認はとれた。そう、今思えばこのときが一番データ復旧に近づいた瞬間だった・・・
データが存在していることに安心し、TestDiskをかけたままネットサーフィンをしてデータの取り出し方について調べていたところ、どこからか異音が・・・おや、件の外付けHDからのようだが・・・?なんか調子悪そうだなあと思いつつ、そのままさらに数10分経過。異音はやまず。TestDiskの画面を開くと、なんだか表示が乱れている。これはやばい!?
すぐに接続を外し、再度接続してみると、デバイスも認識しない状態になってしまった。

⑥再び○マダ電機へ
翌日再び○マダ電機へ。カスタマーセンターにHDを持参して診断してもらうと、バイトっぽいにーちゃん曰く「あー、これは物理障害ですね。論理障害なら3万円くらいで復旧できたんですけどね~。開けてもいいですか?」とか言いながら、何をするかと思ったらいきなり殻を割り(外装ケースを分解)だしよった。自分は今でもこやつのせいでデータ復旧が不可能になったと思っている。各データ復旧会社のHPを見ても、一番やってはいけないことがこの殻割り行為で、指が触れて指紋が付くなど論外中の論外、空気中の埃が付くだけでも致命傷になりかねないので、クリーンルームでの作業が必要なのだという。これをこやつ、素手でバリバリと・・・案の定復旧は不可、あとは専門の業者に依頼するしかないという。費用は10万とも20万とも?

⑦専門業者へ
データ復旧に10万も20万もかかる?PCがもう1台買えるじゃねーか、あほか。
しかし代わりの利くデータはなくなってもあきらめがつくが、これまでの記録写真は同じものは2度と撮れない。
背に腹は変えられないと、専門業者に連絡してみる。
最初に連絡したのが○プラスという業者。HPを見ると1.5TBの容量だと費用が20万以上かかる業者だらけの中、ここは必要なデータだけ抜き出してくれ、その容量で料金が決まるとHPにうたっていたため。
しかし初期診断の結果重度物理障害と診断され、おまけにこの場合は成功するか失敗するかの2択で、一部だけを抜き出すということはできないという回答。本来なら20万円以上する案件だが、特別に10万円で作業に取り掛かりますとの旨だったが、額が額なので1社だけの見積もりで即断はできないとして、いったん返却を依頼。
返却の送料はこちらが負担。1300円ほど損した。
続いてもう1社は日本○ータ○クノロジーというところ。HPを見る限り日本最大手の復旧会社っぽく、実績も豊富。見積もりを取ると先ほどの会社と同じ額の回答。こいつら裏でつるんでるんじゃねーか、などと邪推もしたくなるが、もう返送料だけ損するのも嫌なので、ここに依頼。10万は血の涙が出るところだがやむをえない。
この会社、自信満々に作業を請け負ったが・・・

⑧データ消滅
年明けの1月上旬、仕事中も悶々としながら連絡を待っていたが、ついに連絡がきた。
「データ復旧に失敗しました。これは世界中どこを探しても復旧できる会社はありません」
目の前が真っ暗になるっていうのはこういうことをいうのか。
この瞬間、生きる意欲が3割ほど減少した気がする。結構本気で。
というか、なんでTestDiskで中身のデータが揃っていることが確認できた状態から、いきなり重度物理障害になるのか。一番黒いのは素手で殻を開けたあのバイトのにーちゃんだが、そのほかにも郵送途中の衝撃で致命傷を負わせたとか、最初の見積もり業者が他に仕事を取られないためにわざと傷をつけて返送したとか、ネット上にはいくらでも黒い事例が出てくる。返送料1300円強をまたぼられたし、はっきり言ってろくな業界じゃない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・・・こんな感じです。

この「取り返しのつかない、未来永劫この世から消滅する」という感覚、人の死というものに通ずるものもありそうです。同列にするなという声も聞こえてきそうですが。復旧不可能と言われたときは、本当にショックで意気消沈しました。これまでで一番ショックな出来事だったかもしれません。
そんな出来事でも、今となっては冷静に振り返ることができる。時の流れというのは大したものです。
私はこのときまで紙の媒体より電子データの方を重宝してきましたが、一気に考えが変わりました。
電子媒体ほど信用できないものはありません。
ネットバンクの金も一部を残して引き揚げました。
形あるものはいつか無くなる。まさに真理。
一番の対策はこまめにバックアップを取っておくことしかないと思いますが、増える一方のデータのバックアップを手動で毎回取り続けるというのもなかなか大変なものです。とはいえ、この記事を読んで将来の被害者が一人でも減ればまだ報われるというものです。

ちなみにブログについては無期限停止、そしてそのまま閉鎖しようかと考えていたのですが、先日デジカメに使用していたSDカードが2枚あったことに気が付き、もう1枚のカードを調べました。中身はすべてHDへ転送済みで一見データは残っていないように見えますが、データ復旧の件ではいろいろと調べるうちに知識もついてきており、「削除したデータでも上書きをされてなければ高確率で復旧できる」ということを思い出しました。不幸中の幸いというか、2013年10月以降2枚のSDカードのうち1枚だけを使い続けていたことで、もう一つのカードのデータだけはサルベージすることに成功しました。(使用ツール:Recuva フリーソフト)

また、別の場所に保管していたデータも存在し、2013年4月以降のイベントの写真の一部も取り戻すことができました。
すべて消滅したと思っていたので、一部でも取り戻せるとうれしいものです。

ということで、掲載中だった兵庫の城旅の続きのうち、復旧に成功した2日目と3日目の分は掲載できそうです。
ブログを書かない生活に慣れてしまったので再開するとなると大変な気もしますが、せっかくサルベージできたので、書けるものは書いておこうと思います。

書き終わる頃は、次の遠征が始まる時期でしょうか。もう在庫は強制的に無くなった状態なので、すぐにそちらの記事作成に取り掛かることができそうです(笑)

関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ

プロフィール

KD

Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

フリーエリア

Twitter

スポンサーリンク

カレンダー

10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

メールフォーム

お問い合わせはこちらからどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文: