FC2ブログ

記事一覧

黒井城① ~日が高くなる前に・・・~

丹波三大山城の一つ・黒井城

今回の旅の前に定めておいた「5つのメイン城郭」
八上城岩尾城に続き3つ目のメイン城郭となるのがこの黒井城です。


[000380]
南側から眺めた黒井城遠景。
堂々たる山容です。



[000381]
道幅も狭く、いかにも旧城下町といった雰囲気を残す町並みを進む。

登城口へ向かうには黒井小学校方面へ。



[000382]
小学校を過ぎた突き当りには「国指定史跡」の文字も誇らしげな立派な石碑が。

無料駐車場も完備。



[000384]
駐車場にある説明板。
かなりボロボロです。

黒井城は別名を保筑城保月城とも呼び、猪ノ口山(標高356メートル)にある山城で、南北朝時代の建武2年(1335)春日部荘を領した赤松筑前守貞範(則村の次男)が、はじめて山頂に城を築いたことからその歴史が始まります。
その後、約200年間数代の城主を経て、戦国動乱さ中の天文23年(1554)荻野(赤井)悪右衛門直正が城主となり、その勢威の拡大とともに、全面的に大改修の手を加えたのが現在の黒井城跡です。
山頂の本城部分には、荒々しい野面積みの石垣を積み上げ、これを囲んで中腹には三段曲輪・太鼓の段・石踏の段・西の丸・東出丸などの曲輪を配して防禦を固めています。
さらに枢要な尾筋には千丈寺龍が鼻的場百間馬場などの砦跡があり、また山中のいたる所に曲輪跡・土塁・堀切りなどの防禦施設が埋もれていて、周囲約10キロメートルにおよぶ猪ノ口山系全体が巨大な城塞となっています。
天正7年(1579)8月、さしも堅固を誇った黒井城も、丹波平定を急ぐ明智光秀の大軍の前に落城をとげました。その後400年余りの間、なんら人工の手を加えられることもなく、今でも戦国時代の城のようすをそのまま残している城跡として、全国的に高い評価を受けています。

(説明板参照)

この説明板の左端に「黒井城全体略図」なるものが記載されていたようなのですが、肝心の図の部分だけがなぜか劣化が飛び向けて進行しており、全く判読できない状況でした。
本文はともかく、全体の配置図は登城途中にもよく確認したりするので写真に収めておきたかったのですが、これでは役に立たないな・・・

説明板の隣には箱というか小屋というか、あの登山口によくあるやつ(ガイドマップの類が置かれているような)が設置されていましたが、中には靴が一組おいてあるだけ。
登山靴がない人はこの靴を履いていけということなのでしょうか。意味が分からん。
コース図でもあればかなり重宝したのに。がっかり。

まあ登っていく途中か、最悪頂上にもう少しまともな説明板が設置されていることを期待して、先へ進みましょう。



[000454]
説明板の奥には階段が続いています。
こちらには何の表示もないし、なんとなく登城口の雰囲気ではなかったため、階段手前で引き返す。
ただし後日、この階段側からも登城することができることが判明。




何の図面もないというのも不親切なので、国土地理院より概略図。
現在麓の神社マークの少し手前地点。
ちゃんと二通りのルートが記されています。

せめてこれくらいの地図は当日欲しかったが・・・



[000386]
しかしこのときは図面はなくとも何とかなるだろうと、たいして気にせず。
立派な石碑のある登山口へ。

よく見ると右下に「クマ出没注意!!」の表示が張り出されていますが、この時の私にとって怖いのはクマよりも日中の暑さの方。日が高くなる前に登城開始しないと。

注:私はこの表示を読まずに中に入りましたが、いま改めて見てみると結構気を付けないといけないことが記されています。
・鈴やラジオ等を持ち歩き、人の存在を知らせる
・山中では周りを注意し、見通しの利かないところに不用意に入り込まない
・朝夕の時間帯は特に注意すること

う~む、全部アウトだった・・・



[000387] [000389]
登城口にある神社。

とりあえず参拝をしてから、先へ進みます。



[000390]
鬱蒼とした林に入り、小川を渡ると。



[000391]
む。ここもフェンスか。
住宅街や小学校に近いという立地柄、こういったものが必要なのは分かりますが、私の住んでいる近辺だとこういったフェンスとの遭遇率はそれほど高くはありません。

関東よりも里山と住宅街の距離が近いということなのでしょうか。



[000392]
はい。のっけから急勾配です。
特に初めの部分は道が荒れているので余計に大変です。

先に進むと歩きやすい道になるので、最初が一番歩きにくいパターンです。
入口部分だけ藪におおわれている山城とか、似た例は結構よくあります。



[000394] [000396]
(左)登山路はしっかり整備されていますし、場所によってはショートカットする道まであります。
少し距離を縮められるので、お好みで利用のほどを。

(右)尾根を伝う道。まだ気温も高くないし、快適に登ることができます。



[000397] [000398]
ここはちょっと失敗した三叉路。
右が本道、左が直登のショートカットの道と感じ、左の道を選択。
しかししばらく進むと写真右のような胡散臭い道になっていったため、安全のために引き返す。
往復で1分以上損したが、結局当初の勘の通り、登っていった先でショートカットの道と合流できた。
当然下山時はショートカットの道を使い直降。



[000399]
メインの道を進むと途中出会う竪堀らしき。
自然地形かもしれませんが、何とか竪堀風に見えるように頑張って撮った写真。
これ以外の写真は例によってなんだか不明になってしまったのでボツ。



[000403]
しばし登ると、急に視界が開け、頭上には門が!



[000404]
ずいぶんと立派な門じゃありませんか。


その②へ

関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ

プロフィール

KD

Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

フリーエリア

Twitter

スポンサーリンク

カレンダー

10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

メールフォーム

お問い合わせはこちらからどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文: