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篠山城下町散策

世間はすっかり涼しくなっていよいよ山城探訪シーズンになりましたが、ブログの方では引き続き35℃に達しようかという日の城たびレポを続けます。
(この旅で登った山城は、今くらいの気候ならすべて1/3くらいの労力で登ることができたんだろうなあ・・・)
ちなみにこの更新ペースを続けると完結まであと4カ月はかかってしまうので、城館探訪以外の記事はさらっと流して時間短縮を試みることにします。

さて、沢田城を後にし、篠山市街に入りました。今回の城たびブロガーの特典の一つとして、各エリアの観光スポットなどで割引等を受けられる制度があり、篠山城周囲には特典が利用できる施設が集中しているため、せっかくなので利用してみることにします。

前回の経験を思い出し、慎重に駐車場所を探したところ、そこらじゅうに有料駐車場があります。
「有料じゃ意味ないんだよなぁ」などと思いながらよく見てみると、どうやら最初の1時間は無料らしい。

今回のミッション:「1つでも多くの特典を使いつつ城下町散策を行う(ただし1時間以内)」に決定。


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篠山城のすぐ北側にある大正ロマン館

1923年(大正12年)に旧・篠山町役場として竣工した西洋館。1992年に役場としての使用を終え、改修を経て翌1993年に「大正ロマン館」という名称で開館した。城下町篠山観光の拠点施設として活用されている。
(wiki参照)

駐車場はこの近辺のものを利用。最初間違えてたんば田園交響ホールへ向かってしまい(しかも閉館)、タイムロスしたので一旦車を駐車場に入れ直すという念の入れぶり。入れ直したおかげで日陰のスペースに駐車することができてラッキー。
観光事務所のようなところで城下町のマップを入手し、いざ競歩の開始。



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篠山城の広大な水堀。さすがは天下普請の近世城郭。

この後、東馬出~三の丸~大書院~南馬出のコースで篠山城を探索したわけですが、詳細は前回の登城記録とあわせて篠山城本編で掲載するのでここでは割愛。
本編掲載は3年後くらいかなあ・・・



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大書院はブロガーパスにより入館料が無料。パスが通じるかどうか、提示する時に若干ドキドキ。この「パスを提示する」という行為が、最終日には「ここではどういう反応が返ってくるか」といった楽しみにまで発展することになるとは、この時はまだ知る由もなし。ちなみにここではちゃんと通じました。
この週は前日の月曜が祝祭日だったためにこの日は本来休館日にあたっていたのですが、特別に開館日になったとのこと(他の施設も同様)。なかなか運がいい。



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南馬出から見た、篠山藩校「振徳堂」跡。
この南馬出に出るのにも一筋縄ではいかなかったのですが、ここでは省略。



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堀沿いには、風格のある茅葺の建物があります。

小林家長屋門(県指定文化財)

文化年間(1804~18)に、篠山藩第12代藩主青山忠裕が、その老女小林千衛のために修築した屋敷の長屋門である。篠山城の西堀端に面し、武家屋敷の大半が消滅した今日、当時の面影を伝える貴重な建物となっている。入母屋造、茅葺屋根の構造で、内部には上段の間、物見(見晴らしの窓)等を設け、篠山城下町の武家屋敷門を代表する遺構となっている。



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さらに1本西側の路地にあるのが、武家屋敷安間家史料館

安間家史料館は天保元年(1830)以降に建てられた武家屋敷で、 平成6年(1994)10月から翌年3月にかけて全面的な改修を行い、史料館として一般に公開したものです。
江戸時代、篠山城の外堀の周縁には、その身分によって武家屋敷が配置されていました。安間家は篠山藩主青山家の家臣で、「高12石3人扶持」の禄を得る下級武士の一家でした。その住宅は通称「御徒士町」と呼ばれる武家屋敷群の一角にある標準的な徒士住宅で、 茅葺で曲屋形式の母屋と瓦葺の土蔵が残っており、当時の武家の暮らしを伝えています。
内部には、安間家に伝来した古文書や日常に用いられた食器類や家具をはじめ、 のちに寄贈を受けた篠山藩ゆかりの武具や史料を展示しています。 旧安間家住宅は、平成6年5月20日に篠山市指定文化財となっています。

(HP参照)

ここもブロガーパスが利用できる施設ということで、入場します。



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通常料金は大人200円。受付の女性にパスを提示たところ、先ほどの大書院のようにすぐには通じなかったが、少し確認をして無事承認。
敷地内には蔵もあるが、展示品にはそれほど興味をひかれず。



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建物そのものはとても落ち着きます。
というか、畳の上に座っていたら睡魔が。
不眠不休に加えて猛暑の中での登城を重ねたことにより、さすがに疲労が出てきた模様です。

このままでは眠りに落ちてしまう。時間制限もあることだし、すぐに出よう。

気配を消してこっそり退出したところ(別にそうする必要もなかったのですが、すぐに退出することに対する気恥ずかしさがあったのかも)、それに気付いた受付の女性がわざわざ外まで出てきて見送りをしてくれました。
ノ~!そんなことされたら余計にいたたまれなくなってしまうではありませんか。



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「城下町散歩」絵図。



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お徒士町通り武家屋敷群
風情のある街並みです。



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この場所は重要伝統的建造物群保存地区、いわゆる重伝建に定められている地区です。
2013年(平成25年)8月現在、日本全国で41道府県84市町村の104地区が選定されています。

参考サイトは以下のとおり
伝統的建造物群保存地区(文化庁)
重要伝統的建造物群保存地区
篠山市篠山伝統的建造物群保存地区



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時間もほとんど無くなってきましたが、高速歩行を用いて何とか青山歴史村までたどり着きました。

青山歴史村は、篠山藩主青山家の別邸であった「桂園舎」と呼ばれた建物を中心にして、 3棟の土蔵と長屋門から成っています。全国的にも珍しい漢学書関係の版木1200余枚、 篠山城石垣修理伺い図面、藩政始末略、印判、ねずみ草子等、江戸時代の歴史文化を物語る史料の数々を展示しています。
また、内庭には石造金櫃、篠山藩士で和算学者「万尾時春」の顕彰碑、「篠山城惜別の碑」などを屋外展示しています。さらに、篠山藩政文書、青山家ゆかりの品々や篠山藩校「振徳堂」の蔵書なども所蔵し、 歴史村の名にふさわしく、江戸期の政治、文化、生活の実態を体感いただけるところです。

(HP参照)



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入口は旧澤井家長屋門(市指定文化財)。
入館料は大人300円ですが、こちらもブロガーパスで無料。
ここではパスを提示しただけで通じたので一安心したのもつかの間、受付の男性にどこから来たのか尋ねられる。
どうやら来客者がどこから来ているのか記録をとっているようです。
しょうがないので「群馬から」と答えたところ、「・・・それはそれは遠くからわざわざ・・・」。
この最初の「・・・」の間がたまらないですなあ。
ちなみにこの男性も○○○ーなんだとか。城についても関心がある様子で、私としては珍しく少し世間話をしてしまいました。



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歴史村内は様々な展示物があります。写真左は石造金櫃(篠山市指定文化財)。

篠山藩政時代に使用していた石製の金庫である。篠山城大手馬出の北側(現三井住友銀行篠山支店地内)には、もと篠山藩貨幣司が藩関係の金融取引を行っていた掛所がありました。その土蔵床下の土中に埋められていたのが、当石製金櫃です。花崗岩製の板石を組み合わせた櫃で、上蓋は6枚の板石が並ぶようになっています。縦216㎝、横120㎝、深さ70㎝、石の厚さ12㎝。
(HP参照)



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篠山藩主青山家の別邸「桂園舎」。

このほか様々な史料や碑文があります。篠山城登城とセットで足を運んでみることをおすすめします。



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そういえば、観光案内所にあったコレ。
「もしやこの地域のマスコットキャラか」と思ったら、案の定その通りだった。「まるいの」というのですね。
さらに「もしや今年のゆるキャラグランプリに出場しているのでは」と思ったら、本当にエントリーしていた・・・

いったい何位になるのだろうか・・・



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経過時間は59分。ミッションクリアー。
これにて次の目的地へ。


次の城が、この旅最大の試練の場であった・・・


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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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