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千明元屋敷 ~伊香保温泉支配~

温泉大国群馬を代表する名湯の一つ・伊香保温泉。
古くは万葉集にもその名が登場する歴史ある温泉で、365段の石段が温泉街のシンボルとなっています。

現在の温泉街が形成されたのは戦国時代。長篠の戦いで負傷した武田兵の療養場所として、武田勝頼が当時上州を支配していた真田昌幸に命じ、整備されました。石段もこのときにできています。

が、今回掲載の千明元屋敷はこの石段街からは外れた場所にあり、温泉街の最奥の場所に位置しています。

石段街の方は伊香保寄居を掲載する時に触れたいと思います。



P3050211.jpg
千明元屋敷に向うには、この「湯沢通り」と呼ばれる温泉街の裏街道といった風情の道を登り詰めます。
着いた場所は伊香保神社よりもさらに奥、その名も「湯元」。



P3050189.jpg
終点には無料駐車場も完備されているため安心。



P3050190.jpg
伊香保町の文化財の位置を示した案内板。なかなか重宝します。
この近辺には千明元屋敷のほかに湯元呑湯道標というものがあるようです。



P3050210.jpg
さて、駐車場奥の石段を登るとすぐ正面に石垣が現れます。
この場所が千明元屋敷跡となります。

渋川市指定史跡 千明元屋敷

伊香保温泉が一般客の利用の温泉となったと考えられる初期の宿の跡です。天文年間に長尾氏配下五氏が入部した時、すでに千明氏が湯元を持ち、温泉の支配を行ったと考えられています。

(説明板より)



P3050207.jpg
説明板にはこの場所が伊香保温泉発祥の地と記されています。

ところで、すぐ隣には目立つ橋が。



P3050203.jpg
伊香保温泉の隠れた名所の一つ、「河鹿橋」です。

何が名所かというと、この橋、紅葉の時期には↓のように華麗にライトアップされるのです。



2012kajikabashi_koyo02[1]

伊香保温泉の湯元付近にある「河鹿橋」は、毎年秋になると紅葉が楽しめる名所となっています。紅葉の時期に併せてライトアップを行いますので、日中と夜とで雰囲気が大きく変わる紅葉をお楽しみ下さい。
(渋川市HPより)



P3050201.jpg
河鹿橋の一本上流にある「紅葉橋」。
紅葉の意匠がおしゃれ。



P3050202.jpg
紅葉橋上から見た河鹿橋。
紅葉のシーズン外でしたが、ちらほら観光客が橋を渡っていました。意外と若い人多し。



P3050196.jpg
こちらは河鹿橋上から見た紅葉橋。



P3050199.jpg
駐車場の案内板にもあったもう一つの史跡。

渋川市指定史跡 湯元呑湯道標

明治期ドイツ人医師ベルツ博士の指導により飲泉療法が盛んになり 呑湯所も設置されたと考えられます。
この道標は、浴客にとって不案内な土地での道案内に建てられました。
呑湯という土地内の一ヶ所を指示する道標は全国でも珍しく交通史、風俗史として貴重なものです。

道標文字 正面
右 榛名山 二ッ嶽 
            道
左 湯元 呑湯

(説明板より)



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所在:群馬県渋川市伊香保町伊香保
評価:★☆ 

屋敷跡よりもその周辺がメインの記事となってしまいましたが、説明板がきっちり設置されているのは◎です。
紅葉の季節にも訪れてみたいものです。
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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