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箱崎城 ~藪に沈む~

旧新治村役場の背後、西方より続く台地の先端が鉤形になっている部分に築かれたのが箱崎城です。
城の西から南は須川川が流れ天然の堀となっており、城の東で赤谷川と合流します。
そして赤谷川沿いには三国街道が続きます。
要害地形と交通の要衝を上手く抑えた立地といえます、

天文10年(1541)以後、布施の地侍衆原沢大蔵が守り、森下又左衛門が城代をつとめたこともある。
(「須川記」参照)


ちなみにこの城、ネットで登城記を掲載されている方は異口同音に同じ感想を記しています。
曰く、藪化が凄い、と。

登城は2010年6月。この日の記事参照。
自分が行った時の様子はどうだったか、公開。



P6260487.jpg
旧新治村役場・現みなかみ町新治支所。駐車場を少し拝借。

小雨がパラついているが、傘はありません。急いで攻城せねば。



P6260489.jpg
支所の脇にある墓地。

大系の図にはここから二郭へ登る道があるように描かれているが。



P6260491.jpg
ありました。この登城路はつづら折りになっています。

この時は坂戸城樺沢城に登城した直後だったので、正直もう登るのはお腹いっぱい。



P6260495.jpg
比高30mほどを登り切って、上に着いた模様。

さて、城内の様子は・・・



って、この写真の時点で既に結果は見えているが・・・




P6260496.jpg
はい、見事な藪の海です。

ただでさえ藪化がひどいと評判の城に、6月に探索に向かえばこうなるのは必然。

しかしここまでとは・・・



P6260501.jpg
郭の周囲に土塁がめぐらされていて、その上を何とか進むことはできます。というかそこ以外は入れません。

この時期の登城では、草刈り機持参の重装でもない限り郭内部へは足を踏み入れることすらできないでしょう。



P6260502.jpg
土塁上より下の切岸を眺める。要害性は感じられます。

しかし郭内部は全く確認できず。大系に描かれている二郭と主郭の間の堀跡すらよくわからない状況でした。
足元ぐっちょり、クモの巣は絡みつくしで、這々の体で下山。



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所在:群馬県利根郡みなかみ町布施
評価:★☆

城の表示物は皆無、かつあの整備状況では高い評価は出しようがありません。郭と土塁は残っているので、整備さえされれば堀も復活するのではという期待を込めてこの評価。あとは支所の駐車場に説明板でも設置してもらえばなお良なのですが。
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コメント

No title

こんばんわ

小生も以前に訪問したのですが、本当にわかりずらいですよね(^^;

最初は迷子になって支所の回りをウロウロしてました・・・
せめて矢印板くらいは欲しかったです。

Re: No title

>馮道さん

同感です。
個人的には説明板か城址碑があればベストなのですが、ちゃんとしたものを作るには少なからず手間も費用もかかるので難しいのでしょう。
仰られた通り城址を指し示す矢印板なら簡単に作れますし、迷うこともなくなりますね。
どのような形でも表示物が設置されれば個人的に満足です(笑)

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KD

Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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