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元井出館 ~なりもりぼえん~

旧群馬町の城館・その⑬

群馬町誌に記載されている「井出の五館址」の一つ。
同道館の北方、「嵯峨谷」を隔てた井野川東岸にあります。


P7080056.jpg
群馬町誌の図には明確に記されているその「嵯峨谷」ですが、現地ではそれらしきものが見つかりません。
唯一高崎北高裏門から西へ進んだこの地点が、若干谷地のような地形になっているところです。



P7080057.jpg
してここが元井出館の館址地。
周辺は似たような農地の景色ですが、文化財情報システムにも珍しくかなり正確な位置が記載されているので位置の特定はできます。
特定はできても、現況は完全な農地ですが。



P7080059.jpg
南側に目を向けると、巨大な老人ホーム施設が。
館址の真上に立つという事態は避けられていますが、周辺の地形はだいぶ改変されているでしょう。



P7080063.jpg P7080064.jpg
さて、ここまできたら寄っておきたい場所があります。
元井出館より北西すぐの場所で、駐車場には「なりもりぼえん」の表示。
こちらが高崎市指定史跡・伝箕輪城主長野業盛の墓となります。この日は珍しく先客がいました。
後に別項で掲載予定(例によっていつになるかは不明)。



P7080062.jpg
この墓所はなかなか見つけにくい場所にありますが、目印はこの白と灰色の煙突みたいな柱。
これが目指す場所にあると知っておくと到達がかなり容易になります。



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所在:群馬県高崎市井出町
評価:

元井出館は南北65m・東西60m規模の環濠遺構で、井野川の対岸にある長野氏の乙業館浜川館の東の防塞と考えられています。
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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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