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漆原城 ~ざる観音~

箕輪の支城の一つ。


以前小坂子城で紹介したページ(→こちら )に、五十嵐和泉守が小坂子の城主になる前に治めていた城として、漆原城の名が出ていました。


文化財情報システムによると、場所は吉岡町漆原地区にある長松寺の北側一帯になります。
ただし実際現地を訪れたところ、その表示場所だと要害性が皆無に近く、ちょっと表示がずれているのではないかと感じました。




KDの城館探訪記

長松寺。入口には六地蔵があります。


境内に城の表示物はなし。





KDの城館探訪記

寺の東側は土塁というか切岸というか。


いかにもな地形です。





KDの城館探訪記

境内を突っ切り、背後の土壇上にあった祠。


ここをよじ登ると、裏手にある墓地へつながります。





KDの城館探訪記

墓地から北東方面の眺め。正面に見えるのは赤城山。


丘の上というか、ちょうど段丘面の縁の部分に立地しているため、北から東へかけては充分要害地形といえます。


冒頭で述べた文化財情報システムの表示箇所はこの位置から正面へ200mほど先、段丘の下の平地部分を城域の中心として指しています。ちょっとどうかな・・・





KDの城館探訪記

寺に隣接して設置されている矢落観音。通称「ざる観音」。





KDの城館探訪記

珍しい名前の由来が示された説明板。クリックでちょっと拡大。




KDの城館探訪記
観音堂の西側、切り通しのような地形。




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所在:群馬県北群馬郡吉岡町大字漆原

評価:


標柱などがないのは残念でしたが、それらしい空気も感じ取られたところでした。大系によると根小屋の地名が残るとあり、実際長松寺の東側に根古屋住民センターがあります。その位置関係から、ますます長松寺が城域の中心のような感が強まります。
*後日追記:吉岡町史などを確認すると、場所はシステムで表示されていた場所で正しいようです。平地城館に近い形式だったようです。

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Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。
© 2010 城館探訪記

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