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村上城③ ~日本海に沈む夕日~

近世村上城について。


慶長3年(1598年)、本庄氏の会津転封にともなって、堀秀治の家臣・村上頼勝が領主となる。村上氏によって始められた近世城郭への改築工事は、堀直寄の時代に完成を見た。堀氏の時代には3重の天守が建てられ、また城下町の構えや町割りも整備された。

慶安2年(1649年)に姫路から松平直矩が入城。寛文年間に村上城は大規模に改修された。天守、櫓等が新たに造り直されたが、ほどなく寛文7年(1667年)の落雷により天守等を焼失。以後、城主が転々と変わったこともあり、天守が再建されることはなかった。

幕末の戊辰戦争では、内藤家の村上藩は親幕府派と新政府派で意見が分かれて分裂状態となり、慶応4年(1868年)官軍に抗しきれないとみた親幕府派の藩士が山麓居館に火を放って庄内方面へ脱出。庄内藩兵と合流し、新政府軍と羽越国境で交戦した。

明治3年(1870年)新たに成立した「村上県(後に新潟県に合併)」知事となった内藤信美は、焼け残っていた城郭の破却を政府に届出し、受理された。この時点ではまだ城下の諸門や石垣はほとんど無傷で残っていたというが、それも明治8年までに解体・売却された。今でも村上市内には、このときに売り払われたと見られる石垣の一部が、民家の庭石や塀の礎石として残っている。

第二次世界大戦後の高度成長期には城下の土塁や堀は損なわれ、市中も区画整理されて城下町の面影が薄くなった。

現在の臥牛山は、小学校の遠足で登られる程度の場所で、それ自体は観光の対象とはなっていないが、城山に関しては、旧藩士の子孫らによって発足された「村上城跡保存育英会」が長年維持、管理に当たってきた。村上城跡は1960年に新潟県指定史跡、1993年には国の史跡に指定され、現在では行政の手も借りて維持、管理が進められている。

(Wikiより)



詳しく説明しているときりがないので、サクサクいきますよ。

(めんどくさくなった?)



KDの城館探訪記

本丸内の様子。神社も祀られています。





KDの城館探訪記

冠木門を上から。




KDの城館探訪記

本丸の一角に天守台跡はあります。

落雷により焼失した3重の天守は、ついに再建されることは無かった。





KDの城館探訪記

城址碑。


別名である「舞鶴城址」と刻まれています。





KDの城館探訪記

とても素晴らしい景色でした。


柵の向こう、三面川が日本海へと注いでいます。


あっ、ベンチに腰掛けてるのはさっきの2人組ですね。




KDの城館探訪記

本丸東南側、古色蒼然とした石垣。





KDの城館探訪記
本丸高石垣。

立派なものです。




KDの城館探訪記
前回紹介した埋門跡の先は中世遺構散策コースになっているのですが、ちょっと進んでみたがずっと下まで下っていくので引き返してしまった。

今思うともったいないことをしたぞ。



KDの城館探訪記

四ツ門跡まで戻ると、東側に中世遺構散策コースが。

案内図によると、中世遺構を辿りながら先ほどの本丸直下の道に繋がっているようだ。





KDの城館探訪記

本丸とは反対側、三の丸跡。




KDの城館探訪記

三の丸の東隅には玉櫓跡があるのだが、そのあたりから山の下に向かってご覧の通りのレールが一直線にひかれていた。

資材運搬用の滑車でしょうか。




KDの城館探訪記
三の丸の北隅にある靱櫓跡。

この付近の石垣も、非常にいい感じです。



いろいろと見てまわって、満足して下山。

途中、高校生くらいと思われる男女の集団(10人以上いたかなあ)が登ってきたが、みんな元気に挨拶してくれた。村上市の高校生はいい子。




KDの城館探訪記

駐車場に帰還。こんな感じで満車でした。




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おまけ

この日はこのまま日本海沿いを北上し山形に入ったのですが、その途中、日本海屈指の景勝地である笹川流れを経由しました。

城に関係のないものはあえて極力紹介しないように努めているので、最小限度の写真だけ掲載します。




KDの城館探訪記

三面川にかかる瀬波橋。


R345を直進で、「笹川流れ」の文字が。





KDの城館探訪記

しばらくは海水浴場などが広がるのどかな光景なのですが、急に険しさが増してきます。





KDの城館探訪記

こんな感じで、巨大な岩と岩の間を走るような道が続きます。



この後、道の駅「笹川流れ」で休息、道の駅スタンプゲット。

展望台などもありますが、このあたりはちょうど奇岩が少ない場所です。


ちょうど目の前、直線距離にして18km先に、逆光で少し霞んでいたが粟島が見えました。




KDの城館探訪記
道の駅から2kmほど北上すると、いよいよ奇岩が際立ってきます。

車を降りてちょっと探検してみました。





KDの城館探訪記

眼鏡岩。


松島はこの美麗ありて此の奇抜なし 男鹿もこの奇抜ありて此の美麗なし





KDの城館探訪記

さらに数km北上、特徴的な岩山は蓬莱山。





KDの城館探訪記

奇岩のオンパレード。


笹川流れについては、村上市のこちらのページ を参照してみて下さい。

村上城のページもあります。



そのまま北上を続け、山形入り。

鼠ヶ関を過ぎ、道の駅「あつみ」にて、美しいことで知られる日本海に落ちる夕日を眺めてみることに。





KDの城館探訪記

ヘリコプターに乗って空中散歩ができるらしいです。


間近で離発着を見るだけでも珍しい光景です。





KDの城館探訪記
これが・・・

美しい光景。


何枚も写真を撮ってしまった。





KDの城館探訪記
ベストショット。




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登城日:2009年5月4日  所在:新潟県村上市本町

評価:★★★★☆


村上城については、やはりここでも有名サイト「埋もれた古城 」をおすすめします。そしてもう一つ、ぜひともおすすめのサイトが、「ビジュアル再現村上城 」。このサイトの「電影村上城」は必見です。むしろこれを再生しながら今回の記事を見てほしいほどです。

中世村上城の遺構を十分に観察できなかったのが心残りですが、また再訪する口実を作れたということで前向きにとらえましょう。

(2018.2.17追記)「ビジュアル再現 村上城のページがさらに進化しました。続100名城巡りで来訪される前にぜひともチェックしておきたい内容となっています。


(2018.10.8追記)「ビジュアル再現 村上城リンク先URLの変更がありました。数ある城サイトの中でも村上城の情報では随一の詳しさとなっています。このサイトを見ずして村上城のことを語るなかれ。

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コメント

現在の村上城

こんにちは。突然のコメント済みません。「ビジュアル再現 村上城」を運営しているワタナベと申します。「村上城」で検索をかけていたらたどりつきました。タイミングを逸してしまい恐縮ですが、村上城へのご訪城、ならびに当サイトをご紹介いただき、誠にありがとうございます。

2017年現在、石垣修復工事は着実に進み、近世期の城の構造については色々な発見が相次いでいるのですが、相変わらず中世期の遺構のほうは、草刈りが行き届かない状況が続いています。遠くからいらっしゃる方には残念な思いをさせてしまっているので、何とかなると良いのですが…。

先だって当方のサイトを移転しましております。またの訪城の折にでも、何らかお役に立てる情報がご提供できれば幸いです。

Re: 現在の村上城

>「ビジュアル再現 村上城」ワタナベさま

はじめまして。コメントありがとうございます。
「ビジュアル再現村上城」、2009年に訪城した際に参考にさせていただきました。当時はすごいサイトがあるなあと驚いた記憶がありますが、そのサイト運営者様から連絡をいただけるとは光栄です。サイトはさらにパワーアップしているようですね。
サイト移転について、本文に追記しておきました。私は基本再訪は極力行わない方針なのですが、村上城はすでに記事作成時に再訪することを匂わせているので、続100名城スタンプラリーが開始された暁には公約通りまた訪城させていただきます。その際にはまた貴サイトを参考にさせていただきますので、よろしくお願いいたします。


No title

こんにちは。こちらのページからリンクを貼っていただいております「ビジュアル再現 村上城」のワタナベです。

半年ほど前にリンクを修正していただいたばかりで大変恐縮なのですが、「Yahooジオシティーズ」のサービス終了に伴い、再度URLを移転いたしました。

お忙しいところ誠に恐縮ですが、お手すきの際にでもリンク先の変更をお願いできれば幸いです。

それにしても、全国各地に足を運ばれるKDさんの行動力はすばらしいですね。ワタシも見習わねば…。

Re: No title

> 「ビジュアル再現 村上城」ワタナベさま

お世話になります。
ご丁寧にわざわざご連絡いただきありがとうございます。さっそく修正させていただきました。

改めてページを拝見しましたが、個人の趣味のページとは思えない完成度ですね。
もう村上城のオフィシャルHPとして公的に運用されてしかるべきレベルです(笑)

今年の6月に続100名城のスタンプを回収しに行ったときは城はスルーしてしまったので、
また次回、鶴ヶ岡城のスタンプ回収に行くときにでも立ち寄ってじっくり探訪したいと思います。

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KD

Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。毎日欠かさず生野菜摂取中。
© 2010 城館探訪記

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