記事一覧

久慈城 ~久慈氏の居城、九戸政実の乱で破却~

宇部館・野田通代官所からR45を北上し久慈市街地へ。R281に乗り換え西に進み、久慈川を渡ると国道沿いに久慈城の入口看板が設置されています。看板を曲がり大川目小前を通過すると、正面の丘陵が近づいてきます。天気が・・・上の写真真正面の丘陵先端に久慈城は築かれました。現時刻は17:45。時期的に晴れていればまだ明るい時間帯ですが、曇り空+妙な靄に覆われ視界は不良。なんか気が滅入る暗さです。...

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野田通代官所 ~盛岡藩行政組織「通制」~

宇部館の説明板が設置されている場所と同じところにもう一つの石碑があります。寛文年間 南部藩代官所跡之碑寛文4年(1664)盛岡藩(南部藩)と八戸藩が分かれた後、盛岡藩が野田通に設置した代官所の跡地。宇部館の南側の裾部に置かれていました。...

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宇部館 ~野田氏初期の居館~

伏津館からR45を北へ進み、野田村から久慈市の宇部地区へ。宇部地区の中心部近く、宇部川とその支流の北の越川に挟まれた丘陵の先端部に築かれたのが宇部館です。丘陵先端下にある説明板この説明板の手前は住宅街となっており、駐車スペースはありません。住宅地の奥に入る道の手前で路駐するのがベターと思われます。私は周辺住民の迷惑にならないように注意しつつ、かつできるだけ近くに停めるということを両立させるために相当...

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伏津館 ~伏津新九郎忠信の居館か~

思惟大橋からはやや先を急ぎます。最近開通した三陸北道路(尾肝要道路)を使ってR45最高地点である閉伊坂峠(標高380m)をパス。続いて「北緯40度東端の村」普代村へ。ここも海岸線が魅力的なところですが、天候の都合上もう海岸には寄らないと決めてしまったのでスルーします。探索はまた次回に。さらに北上し野田村に入ります。浄土ヶ浜のビジターセンターで大量に入手したパンフは宮古から田野畑・普代・野田・そしてこの先の...

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大槌城② ~三陸沿岸最大級の山城~

現地説明板にあるとおり大槌氏初代は阿曽沼氏一族の遠野次郎とされますが、南北朝期には宗家遠野阿曽沼氏が南朝方として戦っているのに対し大槌氏は北朝方として行動しています。建武~正平年間に遠野次郎を当地に派遣したというのが正しければ、その後かなり早い時点で両者は袂を分かったということになります。あの時代は観応の擾乱に代表されるように親子や兄弟でもそれぞれころころと別の勢力につくことが多々あるので、ここで...

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大槌城① ~遠野次郎・大槌氏を称す~

大槌代官所跡の土台上にある立派な石碑に、次に向かう大槌城についての沿革が記されています。史跡 大槌城址大槌氏の発祥は、遠野横田城主阿曽沼氏が閉伊郡の沿岸地方治安のために、自らの次男遠野次郎を当地に派遣したことによる。建武年間(1334~)から正平年間のことであったという。遠野次郎は大槌氏を称し、以来最後の城主孫八郎政貞が自刃して果てる元和二年(1616)までの280年余の間、大槌城は同氏累代の居城として栄え...

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大槌代官所 ~大震災と復興と~

狐崎城を後にし、R45を北上して釜石市から大槌町へ。大槌町中心部へ向かうため国道を下りると、周囲の景色が一変。・・・何もない土地が広がっている。衝撃を受けつつも、まずは山上にある大槌城を目指すため最初の目的地に定めた大槌町役場へ。大槌町役場入口がちょっとした城門構え風になっています。この地はかつて大槌代官所が設置されていたところであり、その跡地を引き継いで役場が作られたのだろう、とこの時は特に疑問も...

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狐崎城 ~釜石一揆の舞台~

遠征2日目の第1城は、釜石市役所北東、釜石湾に面した山上にある狐崎城から。狐崎玄蕃によって築かれた城とされます。南側の商店から山に向かう道が城への入口ですが、地図を見るともう一段上の道まで車で入れるように見えたので頑張って車でトライ。南西側麓から。周囲にはあの3.11の津波被害の爪痕がまだ残っています。ここから地図とにらめっこして道路を進んでいきましたが、この先には駐車場はなく、通り抜けもできません。わ...

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安倍屋敷 ~遠野の貞任伝説~

カッパ淵のすぐ裏に説明板が設置されています。安倍(阿部)屋敷跡『遠野物語』第六八話に「安倍氏という家ありて貞任の末なりと云う。昔は栄えたる家なり。今も屋敷の周囲には堀ありて水を通ず。刀剣、馬具あまたあり」と記されている。昔からこの地は屯館と呼ばれ、平安時代後期に北上川流域に勢力を誇った安倍氏の一族(貞任の弟・北浦六郎重任)が屋敷を構えたと伝えられている。現在も堀の跡などの遺構が残り、この地に続く阿...

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鍋倉城② ~もう一つの「女城主」~

三の丸でのおじさんとの歓談で時間を消費し、現時刻は16時を回っています。この時期ならまだ2時間半は有効探索時間が残されていますが、この後見学予定している市立博物館の閉館時間が気がかりなので、ここからさらにスピードアップ。まずは残された本丸・二の丸の見学へ。三の丸からは本丸へ登る階段(大手口)がありますが、時間節約のため(あと暑いのでw)車で移動。結果論になりますが、二の丸はともかく本丸はここから直で...

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鍋倉城① ~遠野の里を一望~

横田城から高善旅館跡を経由して鍋倉城へ。遠野中心街の南にある標高340mほどの山上に築かれたのが鍋倉城で、現在は鍋倉公園として整備されています。山上まで車道がつながっているので登るのはらくちんな城なのですが・・・ ここはドコ?               対向車が来たらアウツ進入路を誤り、遠野高校の裏側からほっそい山道を遠回りして鍋倉公園へ向かう羽目になりました。だいぶ迂回してしまいましたが、なんとか...

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横田城 ~二つの桜が残る阿曽沼氏居城~

阿曽沼公歴代の墓からさらに先に進むと、道路沿いに横田城の目立つ表示が現れます。案内表示 車道から脇道へ私ははじめ車に乗ったまま最初の案内表示のところを左折し、そのまま車道をしばらく進んだところ民家が数件建ち並ぶドン詰まりにはまり、途中見かけた表示のところで山側に入るんだったと悟り引き返すということをしています。1枚目の写真地点近くまで戻るも、ここも駐車場はなし。幸いちょうど迷惑にならないような日陰ス...

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野手崎城 ~伊達四十八館の一つ・小梁川氏の居城~

御仕置場からr179を北上し野手崎(梁川)の中心集落に入ると、道路沿い左手に目立つ城址碑と説明板が設置されています。県道沿い登城口周辺に専用の駐車場はなさそうですが、少し手前に空きスペースがあるのでそこを利用させてもらいます。日を遮るものがないところへの駐車は気が進みませんがやむなし。...

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青篠城 ~菊池右馬丞の城~

高間ヶ岡館からr8盛街道へ合流し北東へ進む。少し進んだ先にある江刺東中学校南の小山が青篠城(あおざさじょう)の跡で、西側の道路沿いに説明板が設置されています。青篠城跡東中学校の南隣の森が青篠城跡である。南方にのびる丘陵に立地しており、東西は急な崖になっている。丘陵の中腹の北西から南方にわたって空堀がうがたれている。頂部の平坦面は、東西30m、南北80mの規模である。「仙台領古城書上」には、東西20間、南北60...

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高間ヶ岡館 ~蝦夷のチャシ跡?~

豊田館からr156~r251と交通量の少ない快走路を走行中、右手に説明板が立っているのを発見。説明看板自体は様々な種類のものがあるのでそれほど珍しくはないが、横目で見た一瞬で「館」の文字を認識。これは城館跡の説明板と感じUターン。 Uターン                 正光寺左写真の正面奥、道が台地から平野に出てきてカーブしたあたりに看板が立っています。道路反対側には正光寺。全く予想外の場所で見つけた城...

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豊田館 ~藤原経清・清衡親子の館~

下河原館からr8で北上川を渡ります。この近くには前回探訪した岩谷堂城や「えさし藤原の郷」などもありますが、新規登城を優先させるためそちらには向かわず。杉の町交差点を直進し、r156との分岐点へ。その交差点の北東に位置するのが豊田館になります。 左手の高台が館跡             「←碁石海岸83㎞」!?西側下の道路から見ると館跡が台地の先端部分を占めていることがよくわかります。それとは別に、この場所に...

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下河原館 ~下河原玄蕃の居館か~

奥州市埋蔵文化財センターから奥州街道を南へ。R4水沢東バイパスを越え中ノ町交差点を左折すると左手に安養寺があります。 安養寺この寺の東側一帯が下河原館の跡地であるといいますが、まずは寺の敷地を軽く探索。西側の墓地の奥に藪の高まりが見えましたが、遺構かどうかは不明。この日はちょうど法事があったらしく、駐車場にそこそこ車が止まっており、正面の参道内にはタクシーまで止まっていました。...

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KD

Author: KD
由緒ある建造物、急峻な山城、遺構の残っていない平地城館、考証無視の模擬天守、すべて等しく探訪対象。一番好きな瞬間は超マイナーな城館で城址碑や標柱を見つけたとき。毎日生野菜摂取しないと死ぬ。
© 2010 城館探訪記

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